42.THE WORST ORIGINAL ページ42
それからしばらく経った
まだ少し寂しさは残っているけど、鬼邪高のみんなや有剣のおかげで私はいつもの元気を取り戻していた
楓士雄
「俺Aが少しずつ元気取り戻してて嬉しいわ!」
清史
「確かに!最近Aよく笑うようになったよな!」
みんなの話す声が聞こえる中に入って行く
A
「フフ、私が何?」
楓士雄
「おおー!A!お前が最近元気取り戻しててよく笑うよなって話してたんだ!」
A
「そっか!確かに最近、ちょっとずつ気持ち楽になってきたよ」
清史
「そうか!よかったな!」
A
「泰志は?」
清史
「泰志ならあそこに座ってるぞ!」
清史からそう聞いて私は泰志の傍に座った
泰志はソファーに座って寝ていた
私は泰志の耳にふーっと息をかけた
すると泰志は驚いて起きた
泰志
「うお!なんだよA!ビビんじゃねえかよ!」
A
「アハハ、泰志が気持ちよさそうに寝てたからさ〜」
泰志
「もっとあったろ他の起こし方!で、どした」
A
「ん?ありがとって言いに来たの」
泰志
「なんで?」
A
「あの時、工場で有剣の背中押してくれたでしょ?あの言葉私にもすごい響いたからさ」
泰志
「フッ、何言ってんだよ、お前をあいつに任せるって決めたからにはあれくらいの覚悟を俺はあいつに持ってて欲しかったんだよ」
A
「そっか、ありがと泰志」
泰志
「おお、あいつに泣かされたら俺んとこ来いよ、フッ、待ってるわ」
A
「フフ、なにそれ」
それから泰志は私の頭をわしゃわしゃと撫でて清史達の元に行った
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年6月5日 2時