きっと大丈夫 2 (ページ34)

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34.THE WORST ORIGINAL ページ34

何かの気配で目を覚ました、目を覚ますともう朝になっていた

目の前には鬼山がいた

鬼山
｢おはよう…A…ついに今日だな…｣

黒崎君龍(父)
｢おい！Aから離れろ！｣

鬼山
｢うるせえなぁ！お前は黙ってろよ…｣

鬼山はお父さんに銃を向けた

A
｢鬼山！やめて！銃を下ろして！｣

私がそう言うと、鬼山は銃を下ろした

鬼山
｢わかったよ…お前の大切な人は殺さないでやるよ…｣

そう言って私にニヤァっと笑った

A
｢お父さん！大丈夫？｣

黒崎君龍(父)
｢ああ、大丈夫だ｣

「「 ︎︎ おいっ！！！！！！！ ︎︎ 」」

次の瞬間、ドアの方から声がした

鬼山
｢来たなぁ！！｣

鬼山が私の元に駆け寄り、私を縛っていたロープを外した

私の耳元で鬼山が囁く

鬼山
｢演じてでもあの男を突き放せ…！｣

そう告げて鬼山はお父さんをどこかに閉じ込めた

みんなを守る、ただその気持ちを持って私はみんなに嘘をつく

みんなごめんね

小田島
｢A！｣

村山
｢A！無事か？｣

みんなが心配の眼差しを私に向ける

私は演じる、みんなを守るための嘘をつく

A
｢みんな帰って、私、もう鬼邪高には戻らない｣

轟
｢何言ってんだ！お前を助けて俺らはお前と鬼邪高に帰るんだよ！｣

A
｢もういいの！決めたの、戻らないって、私この人とこれから一緒にいる、だから有剣、別れよ｣

涙を必死に堪えた

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