33.THE WORST ORIGINAL ページ33
A
「確かに昔は辛かった、でもね、今私幸せなの、私の周りには沢山仲間がいて、お父さん私ね、大切な人が出来た」
黒崎 君龍(父)
「大切な人?」
A
「うん、鬼邪高にいるみんなもそうだけど、私の大好きな人、鳳仙ってとこに小田島有剣って人が居てね、私を心の底から愛してくれる人なの」
それを聞いてお父さんは微笑んだ
黒崎 君龍(父)
「そうか…お父さんもな、人生で1人深く愛した人がいた、もうこの世にはいないけどな、ずっと傍で私に添い遂げてくれていた」
私はそれを聞いて、うつむきながら堪えていた涙を流した
A
「…っそれは誰なの、、?」
黒崎 君龍(父)
「お前の母さんだ」
私は声を出して泣いた
お父さんがお母さんを愛して、お母さんが最期までお父さんを愛し続けたように
私も、有剣を愛し続けたい、有剣を守りたい
大好きで、離れたくないけど
有剣やみんなを守るには、少しの犠牲も必要だ
明日、私は有剣に別れを告げる
ねえ、有剣
私達が離れない方法は、もうないのかな
色んな感情が入り交じって、私は泣き続けた
疲れきって私はそのまま眠りについた
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年6月5日 2時