きっと大丈夫 2 (ページ23)

今日:5 hit、昨日:77 hit、合計:20,797 hit

23.THE WORST ORIGINAL ページ23

轟に聞かれた

鬼邪高の皆に話すか話さないか

どうするかは私が決めていい、そう聞かれた

鬼邪高のみんなに言わなかったら轟と有剣がこの事を
抱えることになる

もうみんなにも言おう、助けてもらおう

A
｢みんなにも話すよ｣

轟
｢じゃあ鬼邪高行くか｣

小田島
｢佐智雄達も呼んだ、この件は鳳仙も参加する｣

A
｢有剣、ありがとう、轟もありがとう｣

2人は私に微笑んだ

2人と急いで鬼邪高に向かう

外に出るとやっぱり視界に1度入る、黒い車

もう家は特定されてるんだ

私は軽く荷物を持ってしばらくは家に帰らないことにした

タクシーで急いで鬼邪高まで行き

急いで降りて中に入って行く

息を切らしながら3人でいつもみんながいるプールサイドに向かった

楓士雄
｢A！お前大丈夫なのかよ！1週間も学校来ねえで連絡もまともに返さねえで！｣

泰志
｢何があったんだよ？話せ俺達に｣

A
｢みんな、心配かけてごめんね｣

それから私は、みんなに轟と有剣に話したまんま話をした

楓士雄
｢そんなやべえ状況になってたのかよ、A、もっと早く俺達に頼ってよかったんだぞ｣

泰志
｢なんで1人で抱えてた！知らねえ状態でお前が死んだら！俺らに残るのは後悔しかねえんだぞ！｣

泰志のその言葉は芯の通った真っ直ぐな言葉だった

司
｢A、お前には俺達がついてる｣

楓士雄
｢だから、俺達を信じろ、仲間を守るのが俺達だ｣

その言葉を聞いて私はまた泣き崩れた

泣き崩れる私を有剣がソファーまで支えてくれて座らせてくれた

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎