きっと大丈夫 2 (ページ20)

今日:33 hit、昨日:77 hit、合計:20,825 hit

20.THE WORST ORIGINAL ページ20

“信じろ”

その言葉は良樹に初めてこの事を話した時にも言われた

ねえ良樹、私また守ってもらっていいのかな

轟のこの言葉、信じて守ってもらってもいいのかな

守られてばっかりでいいのかな

小田島
｢A、俺らは絶対裏切らないし、途中でAの傍を離れたりしない、死んでも守り続けるから｣

その言葉が私の胸に刺さる、正直、自分でもどうしたら
いいのかわからない

でも、このまま逃げ続ける訳にもいかない

A
｢今なら話してもいいのかなって思った、でもこの話をしてしまったら、絶対に危険なことに巻き込むのは確実だよ？それでも、私を守る覚悟はある？｣

そう言うと轟と有剣は目を見合った

小田島
｢俺は、Aを守れるなら死んでもいいと思ってる、覚悟はできてるし絶対守り抜くって決めてる、轟ちゃんは？｣

轟
｢当たり前だろ、どんなことがあろうが守ってやる、覚悟はAが全日に来た時からできてたぞ｣

私は2人のその言葉を聞いて、信じようと心から深く思う

私は全てを2人に話すことに決めた、私が生まれた人生がどれほど怖いものであるかを

2人と向かい合うように椅子に座り、2人の目を見て話始めた

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎