18.THE WORST ORIGINAL ページ18
昨日の事もあって家に出てからずっと警戒していた
学校に向かう道で、私はなぜか嫌な予感がした
後ろを見ると、明らかに怪しい黒い車がいた
(もしかして、、)
私は鬼邪高まで走った、真っ直ぐ後ろを振り返ることなく
息を切らしながらみんなの元まで行く
A
「はあ、、はあ、、」
轟
「A!どうした?」
A
「はあ、ううん、なんにもない」
額の汗を拭って風の当たるところに座り、私は気持ちを落ち着かせた
昨日の黒い車、そしてさっき見た黒い車、1つ共通していたものがあった
小さいけどあれは確実に一緒なものだった
車に書かれた、鬼のマーク
轟
「大丈夫か?ほんとに何もなかったんだよな?」
心配している轟、私は轟に大丈夫だからと伝えた
言うわけにはいかなかった、轟にはまだ言えなかった
スマホを開いて“良樹”と表示されたページを見つめる
相談するべきなのか、私は悩んだ
でも良樹には迷惑をかけたくないと思ってスマホの画面を閉じた
(できる限り頼らないようにしよう、良樹は新しい道を歩きはじめたんだから)
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年6月5日 2時