16.THE WORST ORIGINAL ページ16
A
「隙はね、探すものじゃないの、作るものなの自分で都合のいいように動いて相手に隙を作らせるの、それで相手がちょっとでも油断して隙ができたら、そこに突っ込むただそれだけでだいぶ戦い方変わるよ」
サバカン
「隙を作る?」
A
「うん、喧嘩は相手が格闘家とか、本格的にやってる人とかじゃないパターンが多いから、自分なりに戦い方を決めて戦いやすい状況をこっちが作るの、あとはその時の流れでどうにかする」
サバカン
「自分なりの戦い方っすか?」
A
「そう、私は相手に隙を作らせて首元を狙う、楓士雄はその逆で足元を狙って相手のバランスを崩させる、轟は蹴りが得意だから蹴りを中心に戦っていく」
サバカンは私の言っていることを集中して聞いていた
真っ直ぐ私を見つめて
A
「だから、サバカンも自分が得意な事を見つけて、それを相手にどう仕掛けるかが大事なの、わかった?」
サバカン
「うっす!わかりやすくて意識しやすいアドバイスありがとうございます!」
A
「いいよ、サバカン、すっごい伸び代を感じる、だから頑張ってね」
サバカン
「ありがとうございます!」
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年6月5日 2時