12.THE WORST ORIGINAL ページ12
それからしばらくして、最初は泰志と気まずさもあったけど
今は普通に話せるようになった
いつもの様にプールサイドに行き皆と時間を過ごす
するといつものように轟と辻、芝が3人で入ってきた
A
「3人ともおはよ」
轟
「おう、おはよ」
辻と芝もおはようと返してくれた
辻
「なんか鬼邪高の近くに黒い怪しい車が何台か止まってたぞ」
芝マン
「ありゃあ、なんかありそうな予感だな」
黒い車、なぜか酷い胸騒ぎがした
私はその気持ちを消したくて、皆に散歩に行くと言って
誰も来なさそうな所まで行きタバコに火をつけた
すると横から
轟
「いつからだタバコ」
A
「轟、つけてきてたの?」
轟
「辻の話もあって、1人は心配だったからなそれで着いてきたら驚いたぞ」
A
「驚くよね、アメリカにいる時に吸い始めたの」
轟
「そうか、タバコ吸ってること知ってる奴はいるのか?」
A
「有剣と轟だけだよ、今知ってるのは」
轟
「小田島も知ってるのか」
A
「うん、全日と鳳仙が戦う前日の日に有剣が私にライターをくれたの、だから有剣は結構早い段階で知ってた」
轟
「意外だな、そうだずっと気になってたけどアメリカなんで行ったんだ?半年も」
轟にそう聞かれて少し焦る
轟にはまだ話せない、まだ話せる自信がない
A
「秘密だよ」
そう言って私は轟に微笑んで立ち上がった
A
「轟みんなのとこ戻ろ」
そうして2人で歩き出した
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2023年6月5日 2時