きっと大丈夫 2 (ページ2)

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2.THE WORST X 後日談ページ2

しばらくすると、みんなが入ってきたのが見えた

私と有剣は入口が見えやすく、入り口側からは見えにくそうなところに座っていた

まさにベストポジション

なるべく店の全体が見えるところには座ったけれど
見えやすいところに座ってほしいという気持ちがあった

相手の女の子を見ていると明和女子高ということもあって
可愛い子が揃っていた

楓士雄はいつも通りの爽やかスマイル、清史はガッチガチ、泰志は相変わらず不機嫌、轟は相変わらず何を考えてるのかわからない

私と有剣はそっと見守ることにした

小田島
｢轟ちゃん、うまくやるかな｣

A
｢いざタイプの子がいれば本気になるんじゃない？｣

小声で会話する

楓士雄が向かいに座っている女の子と仲が良さそうに
しゃべっていた

すると有剣のスマホが鳴り、2人で焦る

有剣は急いで電話に出た

小田島
｢なんの用だ〜？｣

サバカン
『小田島さん！今どこにいらっしゃいますか！』

小田島
｢今、Aとエルピスっていうファミレスいるわ〜｣

サバカン
『え！まじすか！ご一緒してもいいですか！』

小田島
｢俺はいいけどさ〜Aにも聞かないとだしちょっとまってろ〜A〜｣

A
｢ん？｣

小田島
｢サバカンが飯一緒に食いたいってさ、どうする〜？｣

A
｢サバカン？別にいいよ｣

小田島
｢いいってさ、サバカン、エルピスの場所わかる〜？｣

サバカン
｢はい！調べてダッシュで行きます！｣

小田島
｢了解〜、まってるわ｣

そうして有剣は電話を切った

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