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あれからAさんの家に行くことが増えた










お酒を飲んだり、体を重ねたり










そんな関係が続いてもそこから先に行くことはなかった










Aさんがそれ以上を望まなかったから。










壱馬
「最近どうなん?」










「何がですか?」










壱馬
「Aって子と」










「たまに会ってますよ!」










壱馬
「お、よかったやん」










言えなかった。壱馬さんにも誰にも










付き合う前に体の関係を持ったことも何もかも










今日も家行っていいですか?
Aいいよバーは?
行きます!










リハが終わって荷物を持って帰ろうとしたら










健太さんが声をかけてきた










健太
「まこっちゃんこれからどっか行くの?」










「今からAさんのとこ行きます!」










健太
「じゃあ俺も行こうかな」










「行きましょ!」










健太さんが帰る準備が終わるまで少し待って2人でバーに向かった










健太
「まこっちゃん最近Aちゃんとなんかあった?」










「え、特に何にもないです!何でですか?」










健太
「いや、何となくそう思っただけ」










誰かには言いにくいAさんと関係に










ちょっとだけ胸が苦しくなった。










Aさんの出番が終わってから健太さんは










予定があると言って帰っていった










その後はAさんと2人で家に向かって










いつもみたいに2人でお酒を開けた










A
「なんか今日暗いね」










「え、ほんとですか?」










A
「うんなんかあった?」










そう聞いてきたAさんを何も言わずに抱きしめた












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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月25日 10時

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