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あれから仕事が忙しくて
中々Aさんに会える時間がなかった
そんな日が続いたある日メンバー16人で飲みに行く事になった
久しぶりの16人での飲み会
楽しすぎて1時間もすればもう酔っていた
スマホを取り出して電話をかける
プルルルル
「もしもし!」
A
「何?」
「Aさぁぁあぁぁあん!」
A
「うるさ、何?」
「こえききたくてかけました」
A
「もう聞いたでしょ切るよ」
「まって!まってください!まって」
「Aさん」
A
「何?」
「会いたいです」
A
「無理」
「っえ、なんで」
A
「酔っ払いは無理」
「…じゃあ、酔ってなかったらいいんですか?」
A
「…」
「?、Aさ〜ん、どうしたんですか?」
A
「もう切るよ」
「やですよ。まだ声聞いてたいです。」
A
「…はあ、」
「Aさんは、俺のこと好きですか?」
A
「…」
ピロン
その後、どれだけAさんに呼びかけても
一生返事が返ってこなくて
「おーい、Aさ〜ん、Aさん、」
壱馬
「慎!ずっと何叫んでんねん!」
「あ、かずまさんだ」
「聞いてくださいよ。Aさん何も言ってくれなくて」
壱馬
「ちょ、お前電話かけたん?!」
焦ってる壱馬さんが手からスマホを取り上げた
「もちろん、お酒入ると好きな人に電話かけたくなるのは当たり前ですから。」
壱馬
「何言うてんねん!ん?もう電話切れてんで?」
「え?!なんで?!」
壱馬
「慎が酔ってるからやろ!」
「…そんなぁ」
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月25日 10時