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Aさんの出番が終わって
俺達はAさんが出てくるのを待った
「あ!Aさん出てきました」
声をかけようと近くに行こうとすると
俺達よりも先に色んな人達が声をかけに行った
「Aさん!今日も最高でした!」
「これプレゼントです!」
「大好きです!次も来ます!」
「応援してます!」
何人ものファンの人に囲まれて
プレゼントを受け取ったり、楽しそうに喋ったり
俺の見たことのないAさんがそこにはいた
普段は冷たいけど自分のファンを思う気持ちは暖かい
改めてAさんを好きだと思った。
ファンの人達と解散して俺達に気づいたAさんが
こっちに歩いてくるのが見えた
「お!来ました!」
A
「お待たせ。あれ?」
Aさんが健太さんを見て驚いていた
「あ、話してなかったですよね!健太さんと僕同じグループなんですよ!」
A
「そうなんだ。一緒に来てくれたんですね」
健太
「お疲れ、こっちが壱馬でこっちが山彰ね」
A
「初めまして、一ノ瀬 Aです」
山彰
「よく話は聞いてます。山本彰吾です」
壱馬
「川村壱馬です」
「2人ともなんか固くないですか?笑」
壱馬さんはなんとなくわかってたけど
山彰さんが緊張してるのは驚いた
山彰
「いや、あんなすごい歌声聞いたら流石にちょっと緊張はするわ!」
壱馬
「ほんますごかったです」
そう言って壱馬さんはAさんにペコっと会釈した
A
「ありがとうございます」
健太
「なんか固い会話だ笑」
固い会話をしてる2人を見て
健太さんがケラケラといつもの調子で笑った
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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月25日 10時