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まさかのライバルがメンバーか。と思ってると










健太さんが笑いながら言った










健太
「まこっちゃんAちゃんの事好きなの?」










ニヤニヤしながら聞いてくる健太さんに










負けじと返事をした










「はい、好きです!」










健太
「ふーん、でも俺の好きはまこっちゃんが思ってる好きじゃないよ?」










「え?どう言う事っすか?」










健太
「俺はあの子がバンド組んでた時から知ってて好きだから。まこっちゃんが思ってる好きとは違うよ」










色々情報が多くて頭が追いつかなかった










「あ、じゃあファンとしてって事なんすね!え、てかAさんバンド組んでたんすか?!」










山彰
「まこっちゃん忙しいな笑」










山彰さんがそう言うと健太さんと壱馬さんがケラケラと笑った










ひとまず健太さんの事はひと段落ついて










それから俺は健太さんにAさんのことを色々聞いた。










健太さんは2年前にAさんのバンドを見て好きになって










時間が合えばライブに顔を出していたらしく










気づけばバンドメンバーとも仲良くなっていた










でも半年前にそのバンドは急に解散して










Aさんは3ヶ月前からソロで活動を始めた










だから健太さんはその頃からあのライブバーに行くようになった。










その話を聞いてやっと全部が繋がってスッキリした










山彰
「めちゃくちゃ追っかけやん」










健太
「追っかけるくらい歌声やばいよ」










「わかります。まじで最高ですよね」










壱馬
「そう言われると気になるな」










収録後、何故か4人で










Aさんの歌を聴きに行くことになった














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作者名:haRu.s2 | 作成日時:2024年1月25日 10時

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