何でも良いけどとりあえずここどこ【文スト】

ここどこ１ ページ1

私はわりと充実した日々を送れていると思う

いや、送れていたとおもう
あんなことがあるまでは。


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今日は月曜日。
学生なら誰もが嫌がるこの曜日だが

皆に会うことができるので、
自分的には好きな曜日ランキング第三位までには
入っているであろう曜日である。


そんな今日の朝は普通に起きて、
普通にご飯を食べて、
普通に制服に着替え、靴を履き、
普通に登校する。



ここだけ聞くと本当にごく普通の朝を過ごして
いるように聞こえるだろう。


だが今日の私、否、今日も。なのだが
起床時間、何と登校時間三分前なのだ。

そんな時間に起きて尚、普通にご飯を食べて
普通に着替えてと、

普通の人の生活を普通に行うとどうなるか
そんなもの考えなくともわかる。

そう、









遅刻だ。





…




私はアホなのだろうか、いや、アホなんだろう

自覚は有るのだ、むしろ有り溢れすぎて
こぼれ出てしまっている始末だ。


明日からはこのグダグダと煮詰めた昆布のような生活はやめようと誓ったものの
なかなか治らない。

まあ、そんなことは
小指の爪ほどどうでも良くて。

ここからが重要な点なのだ。

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