検索窓
今日:3 hit、昨日:25 hit、合計:126,137 hit

10話 彼女と私 ページ11

あの後、またお叱りを受けました
主に鶴丸さんと一期さんに
散々お叱りを受け、薬研の作った
お薬を飲み床へ強制的に寝かされる
薬のせいか、すぐに眠りへと抱かれた






「ここ、は‥」





目が覚めた場所、私は立ち上がり
辺りを見回した、私がいた場所は
間違いなくここの本丸
でも、荒んでおらずとても綺麗だった
秋が染めている本丸
どこからか聞こえる笑い声
そちらの方へ足を進めれば
もうーまた主のサボり!?
たく俺の仕事増やさないでよ‥
前から来るのは清光さん
清光さん?声をかければ
私を通り抜ける、一体どう言う事?
そう思い清光さんを追った

どうやら清光さんには私の声も
姿も見えてないよう

主!‥ねぇ、山姥切
主知らない?
そう言ってる清光さん、腕を組ある場所を
ガン見していた
国広さんの背中が異様に
膨らんでいた、もしかしてあそこに
彼女がいるのかな?
‥主か?さぁな、俺は見てないが
刀の手入れをしていた国広さんが
そう言った




「へぇー、じゃその背中の膨らみは何?」

「短刀が隠れている」

「へぇー。‥そう、わかった
邪魔したねー」

「‥‥‥‥。行ったぞ、主」

「はぁー、助かった
清光ってばしつこいんだから」

「仕事さぼって何やってるんだ?」

「短刀たちと隠れんぼよ!
国広もやる!?」

「いや、俺はいい」

「もうーノリが悪いんだから!」

「へぇーじゃ俺、混ぜてもらおうかなー
ノリがいいしねー」

「‥ねぇ、知ってた‥?」

「‥なんだ?」

「隠れんぼって鬼に見つかったら
そこでゲームオーバーなんだよね‥」

「あぁ‥そうだな
どうやら、鬼に見つかったようだ‥」

「「逃げるか」」

「こらー!山姥切!主!」





私はその光景を見ていた
これは彼女の記憶、それが私の夢へ
出てきたのだろう
楽しそうに笑い合う彼女と彼ら
その光景を見て感じた『幸せ』
彼女が守りたかったの幸せが
そこにあった

逃げる際、彼女が私を見つめてきた

そして、私に微笑み言う


ーありがとうー

『!』

ーこれからもあの子たちをお願いねー

『はい』




最後に私は抱きしめられる
彼女の笑顔と共に夢が歪む
その際、私の頭の中へ流れ込んできた






『‥帰蝶さん‥

安らかに‥』






桔梗がそう寝言で言った
これには俺達も驚いた

《帰蝶》とは前の主の名前だ

どうしてあの女が桔梗の夢に?

俺は三日月を見る、どうやら
三日月も険しい顔をしていた
一体、どうなってんだ‥

11話 桔梗の夢→←9話 迎え



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
295人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ベスくん(プロフ) - 瑠璃さん、ハマってしまいました、なんと言うことでしょう、ずっとシャンパンゴールドが頭から抜けません(笑) 本のことは知りませんでした!なにぶん、ハマったの最近なんです! (2019年6月21日 1時) (レス) id: fe5bc9a228 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - ヒプノシスマイクハマりました?私は麻天狼派です!6月25に麻天狼とポッセ、B,BとMTCの本が発売、すでにTDDの本が発売されてます知ってたらすいません (2019年6月20日 19時) (レス) id: dab8dcba5b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ベスくん | 作成日時:2019年6月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。