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太陽神様、心情を覗く 三 ページ8

離れた手を掴みぐいっと寄せれば
な、何すんだ…!?と驚き俺を見てくる
俺は手首を見つめればそっと込めた神力
また驚き2度も俺を見てくる

そのおかげが見事に傷ついていた体も
綺麗になり一石二鳥だ

なんでという目を向けてくるこいつ
他の奴らも驚いた目で見てくるから
何?そんなに珍しいことじゃないだろうと
答えた
そしたら、大将、俺っち達には珍しいもんだと
薬研が言う

それに何も言わず、今だ四つん這いの家畜を
軽く蹴り立たせる




「もっと優しくしてください!
どうして虐めるような事しか
出来ないのですか!?このサディストめ!!」

『あぁ?なんだって?(沈めるぞ)』

「…いえ、何でもございません」

『おい、家畜
お前は何故、俺をここに連れてきたんだっけな』

「それは貴方様に審神者として
こちらに身を置いて頂きたく、願い奉った次第でございます」




家畜が正座をし頭を下げれる
人に頭を下げられるのはなかなかに気持ちがいい、まぁ俺はアマテラス様だから
高貴な神様だから当たり前な事なんだけど

扇子を広げ口元を隠す、そして横目で
あいつらを見る、そして俺様は考える
薬研は良いとして…
問題児はあいつらだ、審神者としてここへ身を置くなら、俺の意見じゃない
あいつらの意見を尊重したい

この家畜が何を言おうとあいつらの気持ちを
一として考えたい




『そうさな、俺の意見はどうでもいい

お前たちが決めろ
俺が決める事も家畜が決める事もない

お前たちの一生だ、俺に預けるか預けないか
お前たちの命はお前たちの物だ

人に決められてはいけない
誰もお前たちの一生を決める権利はないのだから』




そう言い、俺は家畜の首根っこを掴み
部屋を出ていった
大将!後ろから薬研の声が聞こえたが
振り向くことは無い
次に振り向く時はあいつらと向き合う時だ





ー太陽神様、担ぐこともしないー

あ、アマテラス様!
私は猫ではありません!
首根っこを掴まないでください!

黙れ、家畜
下僕(イヌ)の分際で俺様に命令するな

下僕(イヌ)…!
家畜の次は下僕(イヌ)ですか…
私の人生は下僕(イヌ)なのですね…

喜べ、家畜から下僕(イヌ)に昇格だ

嬉しくない!

付喪神様、会議する→←太陽神様、心情を覗く 二



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akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年7月15日 2時) (レス) id: e324714dd9 (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - 短刀達と鬼ごっこをお願いします。太陽神、かっこよくてめっちゃ好きです! (2019年11月14日 16時) (レス) id: 990e5cc797 (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - 長谷部とイチャイチャしてほしいです。設定などはお任せします。 (2019年10月21日 23時) (レス) id: 990e5cc797 (このIDを非表示/違反報告)
氷牙 - 面白いです!更新頑張って下さい! (2019年8月15日 17時) (レス) id: 551fba8171 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ベスくん | 作成日時:2019年3月18日 3時

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