太陽神様、審神者になる

太陽神様と鶴丸 小噺 ページ36

『ようこそ、俺の寝床に』

「よっ、俺は鶴丸国永だ
俺みたいなのが来て驚いたか？」

ーこちらを太陽神様に献上ー(作者)

『なんだこいつは』

「君に献上品らしい。一体何を持ってきたんだ

こ、これは‥！！」

『ふむ、鶴。俺に寄越せ』

「あぁ
驚いたぞ、俺は。まさかこの俺を驚かせるとは」

『‥‥‥‥誰だ？これは』

「俺の目が見るからに君だと思うが」

『なんの冗談だ？俺がこんな不細工とでも言いたいのか？
お仕置きしてやろうか、鶴』

「俺は冗談が嫌いだ、お仕置きは‥まぁ御手柔らかに頼む」

『おい、お前‥これは俺を描いたのか？』

ーはい！途中ですが！ー

「ドヤって言う程じゃないぞ、君
途中の絵をアマテラスに見せるオマケにここへ載せようだなんて‥‥驚きだ！！」

『はぁ‥高貴なる俺様はもっと美しい
描き直せ、出直せ、腹ただしい』

ーうぅ‥‥なんと酷い言われようですか‥
太陽神様にお慈悲はないのですか！？ー

『ない』

「求める相手が間違っている」

ーガーンー

「アマテラス、少しばかりの慈悲とやら
汲んでやっても良いだろう？
見るか見ないか決めるのは俺たちじゃない」

ーおお‥私の鶴丸ー‥！ー

『お前のじゃない、俺のだ

まぁそうだな、ほんの少しな』

「良かったな。これからも俺に貢いでくれよ

沢山の俺のグッズ買ってくれよ」

ーえぇ！えぇ！買いますとも！買わせて頂きますとも！
私の鶴丸を買い尽くさせて頂きますとも！ー

『これをATMと言う』

「なんだそれは？」

『ん？簡単に言えば‥お前の財布だよ』

「なるほどな」

『まぁなんだ、俺様の似顔をこのお財布ちゃんが描いたらしい
だが、言っておく、俺はもっと美しい
それだけは言わせてくれ‥

見るも見ないも好きに決めろ
このお財布ちゃんの画力わ知ってるお前たちだ、好きにしてくれ

だが、俺様の美しさを壊したくないと言うイメージ強い子は見ない方が良い

こんくらいか？』

「おっと、中傷コメントとかは良してくれよ」

『むしろお前はもっと画力を上げるために
厳しい意見を受け入れるべきだ』

ー知ってました？私って‥メンタル弱いんですよ‥？ー

『はいはい』

「軽く流されたな。はは」

『じゃ俺様は寝る』

ー太陽神様が冬眠に入られました

故に今日はここまでです

皆様あでぃおす！ー

「あでぃおすー！」

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