15話 源氏のお兄様 ページ15
私たちの会話を聞いていた膝丸様のお兄様が
そっと側に寄って来た
私はお兄様を見つめた
可愛いらしい主だね
にこっと笑うお兄様に
赤面する
えっと…//目を伏せ、おそるおそるまた
見上げる
「ありがとう
弟の我儘な願いを聞き入れてくれて
弟はね、僕のことが大好きだから
しょうがないみたいなんだよ」
「あ、兄者！」
「ふふふ、そうみたいですね
お兄様と居る時、すごく嬉しそうです」
「僕も弟が大好きだから、それは良いんだけど
無理なお願いを聞いたから
君に負担がかかったのは事実
お礼と謝罪をさせてほしい
兄としてそれだけはちゃんとしたいんだ」
「そんな
私が助けたいと思ってした事ですし
えっと
お兄様がまたこうして綺麗なお姿見せてくれたことがお礼と謝罪で
いいでしょうか？」
「それじゃ釣り合わないよ」
「うーん…
じゃこれからも
膝丸様のお側にいてあげてください
それで、お願いします」
目がぱちぱちしてるお兄様
変なこと言ったのかな？
それとも無礼だったかな？
相手は神様だし
お願いするのは違ったかな
また、おそるおそる私は見つめたら
優しい顔をして頷いてくれた
ほっとした私
そんな私にお兄様が手を掴む
こっちが次は目をぱちぱち
「僕は源氏の重宝、髭切さ
弟共々、よろしく頼むよ
弟の側にもいるし、主の側にもいさせてくれないかな？いいかな？」
「は、はい！
髭切様、膝丸様
よろしくお願いします！」
「うんうん、よろしくね
僕のことは呼び捨てで大丈夫だよ
主なんだから」
「兄者を呼び捨てにするなら
俺も呼び捨てにしてくれ」
「えぇ！？
よ、呼び捨てには出来ないので
髭切さん、膝丸さん」
「ふふ、僕は呼び捨ての方がいいのだけれど、うん、さん付けでも悪くないかな」
「そうだな、兄者」
髭切さんと膝丸さんを見ていると
羨ましいと思った
お互いを大事に思い
『兄弟』と言う物がどれだけ素敵な物だと
思わせてくれる
本家にいた女の子は
私を『姉妹』とは思ってない
なんて思ってるかはわかる
仲良くできたらって思っていたけど
いつか、できるよね、仲良く
大丈夫、きっとできるよって
お爺様たちが言ってくれたし
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早く源氏兄弟、特Maxしたい
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三三七拍子 - 源氏兄弟の名前のくだり、もうほんっと大好きです！ (2019年6月26日 10時) (
レス) id: fda3082ed3 (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - オリジナルフラグ外せば違反にならないから、今のうちに外してしまおう？ (2019年1月12日 16時) (レス) id: 9e58c80ee2 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう (2019年1月12日 16時) (レス) id: a2860cc4ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベスくん | 作成日時：2019年1月12日 16時
