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3話 幽霊ではないです ページ3

対面する私とスーツのお兄さんたち

1人は腕組をしてるスーツのお兄さんの後ろに隠れ、私を幽霊と言った、金髪のお兄さん

もう1人は私を見て誰だ?と眉を寄せている紅い髪のお兄さん

私は幽霊ではありません
ちゃんと、足があります
そう言えば、じゃじゃここの新しい審神者さん?と聞いてきた

さ、審神者?
それはなんだろう






「お前、名前は」

「えっと、愛崎Aです」

「お前、歳は?」

「18です」

「ふーん、こいつは新しい審神者じゃねぇよ
このリストに書いてもないし
まず、顔が違ぇ」

「え!?
人事部のミスって事!?
じゃ、本来の審神者候補はどこ!?
君、知らない?」

「えっと、知りません、ごめんなさい
私、気がついたらここにいて…」







はぁ?

ほんとです
トラックに轢かれそうな所から
ここに

あー、はいはい
そういうのは良いから
ここにどうやってきた?

だから、ほんとにそうなんです…。


目の前の金髪のお兄さんと紅い髪のお兄さんは、きっと頭が可笑しいと思ってるだろうな
でも、ほんとだし

これ以上何を言えばいいのだろう







「まぁいいや
お前、行く宛あんの?」

「いえ、ありません
お金も携帯もないですし
ここが何処かもわかりませんし
それに、家にも戻りたくないです」

「え、訳ありの子なの!?
もしかして、家なき子的な!?」

「お前は黙れ、うるせぇよ

そうか
なら、ここの審神者なってみるか?」

「私がですか?
でも他の人がいるんですよね?」

「あー、それならこっちで何とかしとく
人事部のミスって事で

お前、行く宛ないんだろう?
おまけに家にも帰りたくない
なら、ここの審神者になっちまえばいいんじゃね?」

「はい、わかりました
頑張ってみます」

「えーーー!?
そんな簡単に引き受けても良い訳!?
審神者が何かも知らないし、おまけにここの本丸はブラックだよ!?」

「私は声に導かれここに来ました
その声が私をここに導いたという事はきっと、何かあるからで
私はそれを知りたいのです
だから、私、審神者頑張ります」







ところで審神者とはなんですか?


ーーーーーーー
紅い髪のお兄さん、紅丸
金髪のお兄さん、金太郎

政府、審神者派遣組

4話 今日から桔梗→←2話 目が覚めたその先



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三三七拍子 - 源氏兄弟の名前のくだり、もうほんっと大好きです! (2019年6月26日 10時) (レス) id: fda3082ed3 (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - オリジナルフラグ外せば違反にならないから、今のうちに外してしまおう? (2019年1月12日 16時) (レス) id: 9e58c80ee2 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう (2019年1月12日 16時) (レス) id: a2860cc4ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ベスくん | 作成日時:2019年1月12日 16時

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