【ハイキュー!!】私の初恋でした＊初恋の絵本＊【菅原孝支】

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(……体育館まで来たはいいけど…)




現在、部活動時間。
体育館内では既に練習が始まってた。




(こんな状態で、勝手に入って行って見学とかしていいのかな…)




どうしていいか分からず、入口付近をうろうろしてると、





「そこ……どいてくれる?」



後ろから、綺麗な声が聞こえた。
振り返るとそこにいたのは、眼鏡をかけた美人な子だった。



『えっ、あ、ご、ごめんなさい…!』





確かこの人、バレー部のマネージャーの筈だ。
この人に言えば、見学の許可とか、色々分かってくれるかもしれない。






『あの、望月Aっていいます…。じ、実は、男子バレー部のマネージャーやりたいんですけど……』




「……貴方が、菅原の言ってた…」




私が話すと、マネージャーさんは嬉しそうな表情になった。
そして、




「よかった。貴方が見学に来てくれるのを待ってたの。入って」





私の手を引いて、体育館へ入れてくれた。






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