かみしげのいろいろ。

▽やきもち ページ47

赤side


久しぶりのオフ。ともとお家でいちゃいちゃしよ思たのに、


緑｢〜〜♪｣


ベッドの上で、可愛くお山座りして、携帯をイヤホンを付けて見てるとも。


楽しそうに鼻歌を歌ってる。


鼻歌でさえ、綺麗で透き通っていてこれも俺を虜にさせる材料。


赤｢ともぉ〜｣


そっと後ろに座って名前を呼んでも全然気付かない君。


なんか俺よりもその画面の人がいいのか、と悔しくてもう一度呼んでみる。


赤｢ともっ、｣


緑｢〜〜っ、♪｣


やっぱり気付かない。


赤｢ともぉ…｣ﾌﾟｸｩ


俺は、負けじとともの気を引く。


赤｢もぉ…ともっ、！｣ﾊﾞｯ


とものイヤホンを少し乱暴に取り、ともの目の前に出る。


緑｢だっ、たいきっ、やめてやぁ！！｣


ともが怒った顔でそう言う。


赤｢むっ！！ともが気付かないからやろぉ！｣


赤｢俺のことほっとかんで！｣ｷﾞｭｯ


ともの手を握り、ともに言う。


緑｢…やって、……｣


赤｢やって、なに？？俺よりもその画面の人がええん…？｣


緑｢ゃって、見てたん、だいきのことやもん…｣


そう言ってほっぺたを膨らませたとも。


隣に転がってるスマホを覗くと、生配信された、自分達のライブの俺のところだった。


自分に嫉妬してたなんて…


ｷﾞｭｯｯ


緑｢ゎっ、だいきっ｣


赤｢ともぉ!!すきぃ！！｣ﾁｭｯ


嬉しさでビックリしてる顔も可愛いともに抱きついてキスをした。


赤｢でも、俺と居るときは本物だけ見てやぁ…？？｣


緑｢はいはいっ、わかりましたよ、かっこいい彼氏さん。｣ﾁｭｯ


ベッドの上でいちゃいちゃしました。

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