ヤンキーと天使。

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赤side


そんなこんなで、今日は花屋の近くにみんなで来てる。


あのあと、ダイキも会いたいやろ？なんて言われて頷いてしまった。




橙｢俺たちここで見てるから行ってきいや！｣


黄｢しっかりやるんやで。｣


桃｢ダイキの運命の相手、はよ見たい〜！｣


赤｢はぁ。お前ら、余計なことすんなよ。｣


青｢分かってるって。ほら、行きや。｣




今の時間は午後１時。花屋はいつも通り花の香りを充満させ、綺麗に並んでいた。


ガラガラ…




緑｢あっ！昨日の！｣


赤｢こんにちは。｣


緑｢大毅さんっ、また来てくれたんですね！｣


赤｢はいっ、昨日の花のお礼と思って、｣




そう言ってさっき行列のできるプリン屋で購入した箱を差し出す。


何がええか分からんくて、３つ買った。





緑｢ん？あっ、ここのプリン！食べて見たかったんですっ、｣




プリンを見たとも洋さんは、目をキラキラさせてニコニコしていた。


甘いもん、好きなんかな。可愛い、




赤｢プリン。お好きですか、？｣


緑｢大好きですっ！ふふっ、嬉しいなぁ〜｣




なんて無邪気で可愛いんだ。本当に男なのか？と思うほど仕草や声が優しく、可愛い。




緑｢大毅さん、一緒にプリン食べません？｣


赤｢じゃ、じゃあ、｣


緑｢ふふっ、ほな、スプーン持って来ますね｣




とも洋くんは、猫が持ち手の先についたスプーンを二つ持ってきて座った。


俺も、とも洋くんの隣に並んで座った。




赤｢猫、お好きなんですか？｣


緑｢はいっ、今は無理ですけど、将来絶対飼おうと思ってて、｣


赤｢そうなんですか。…猫カフェとかって、興味、あります？｣




俺は、何を言うてんねや。




緑｢猫カフェ！行きたいです！俺、本間に猫大好きで、｣


赤｢もしよかったら、今度のお休み、行きませんか？｣


緑｢っいいんですか！？｣




可愛い。俺は、猫はあんまり興味ないけど、とも洋くんと行けるなら…。




緑｢土日なら、大丈夫です！｣


赤｢ほな、今週の土曜日どうですか？｣


緑｢行きたいですっ、ふふ、楽しみやぁ〜｣




俺も楽しみ。とも洋くん、そんなに嬉しそうな顔してくれるんやもん。

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