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赤side
カチャカチャと金属音が聞こえて目を覚ますと、トモが俺の隣で何やら動いていた。
赤｢トモ、？｣
緑｢あっ、ダイキ起きた？気分はどう？｣
赤｢ん、大分良くなった。｣
緑｢そっか、あっくんとお粥作ったんやけど、食べれる？｣
赤｢食べる…。｣
緑｢うんっ、ちょっと重いけど、はいどうぞ、｣
トモはお盆ごと俺の膝の上に乗せてスプーンと麦茶と一緒に出してくれた。
赤｢…あちっ、｣
緑｢あわわ、気を付けてや、ほら、フーフーして｣
トモはちっちゃい子にやるみたいにスプーンで救ったお粥をフーフーと冷ましてみせたトモ。
なんというか、そんなトモの姿が可愛くて心がポカポカした。
赤｢ふー、｣
緑｢うんっ、上手っ！あと、ニラも入れといたから食べてな｣
赤｢…にら、｣
俺がお粥を冷ますと、上手上手っ、なんて手をパチンッと叩いてニコニコ笑うトモに俺の体に少し残っていたダルさなんてもう消えた。
やって、可愛すぎるやんな。
緑｢ふふっ、ニラ好きってあっくんが言うてたから！｣
赤｢おん。好き｣
緑｢ほんなら、食べ終わった頃にまた来るから、ゆっくり食べてな｣
赤｢おん。ありがとう、｣
ガチャンと静かにドアを閉めて、出ていったトモ。
にしても、トモの作る料理はめちゃくちゃ上手い。
トモが嫁になってくれれば毎日食える…なんて、俺は何を考えてんねん。
赤｢ふぅ、ごちそうさまでした。｣
お粥を全て平らげて、お盆に空の皿とコップを乗せてリビングに持っていく。
赤｢トモ、アキト。これご馳走さま。｣
橙｢おうダイキ、良くなったか？｣
緑｢ダイキっ、まだ治ったわけやないんやからちゃんと寝てな、！｣
心配して駆け寄ってきてくれたトモ。
赤｢これくらい、大丈夫。それに、部屋に居るとなんかつまらんし。｣
緑｢でもっ、｣
青｢素直に言えや。トモに側に居て欲しいって｣
赤｢な、！リュウセイ、お前！！｣
多分今、俺の顔は史上最高に真っ赤に違いない。
緑｢ダイキ、顔真っ赤やで！やっぱりまだ寝てた方がええよっ、こっち来て！｣
青｢ふは、おもろ笑笑｣
俺の顔の赤さを熱のせいだと勘違いしてるトモが腕を引き、ソファに連れてってくれた。
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はるピ(プロフ) - 虹さん» はい！こちらこそ貴重なご意見ありがとうございます！ぜひ、楽しみにお待ちください！ (2022年4月3日 19時) (
レス) id: 7efa5410cf (このIDを非表示/違反報告)
虹 - 返信ありがとうございます。大丈夫です！要望に応えていただきありがとうございます！姫ポジ桃さん楽しみです！ (2022年3月28日 21時) (レス) id: 5a94e0ceee (このIDを非表示/違反報告)
はるピ(プロフ) - 虹さん» 虹さん、素敵なコメントありがとうございます！！このお話は一度完結させてしまっているので、番外編の短編集作りたいと考えておりますので、そちらで書かせていただいてもいいですかね…？？ (2022年3月28日 12時) (レス) id: 7efa5410cf (このIDを非表示/違反報告)
虹 - ピュアっピュアな緑さんにゾッコンな赤さん素敵でした！もし可能であれば桃さんが怖い目にあった時のお話を番外編みたいな感じで書いていただく事出来るでしょうか？ (2022年3月28日 11時) (レス) id: 5a94e0ceee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるピ | 作成日時：2021年10月14日 22時
