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赤side


合宿のバスの中で気持ち悪くなっちゃった神ちゃん。


俺からしたら隣になっただけでも嬉しい、なんなら部屋も同じやし…。


神ちゃんいい匂いやなぁ、なんて変態みたいなことを膝の上に頭を乗せて休んでる神ちゃんのお腹を撫でながら思う。




赤「神ちゃん、気分はどう?」




そろそろ着くかなと思った頃に神ちゃんに声をかけると返事がない。




赤「神ちゃん…?」




不思議に思って顔を覗いてみると、可愛らしい寝顔を晒して寝てしまっている神ちゃんが。




赤「ふふっ、かわいっ」




なんでこんなにこの子は可愛いんやろうか。




橙「そろそろ着くから寝てる子いたら起こしてなぁ〜」




あきとがそう声をかける。


俺も神ちゃんを起こそうとした。








でも、よく考えたらさっきまで気分悪かった神ちゃんを無理やり起こすのはちょっと気が引けてしまう。


んー、どうしようか…。


色々考えていると目的地に着いてしまった。




赤「わ、か、神ちゃ…」


橙「ん?あぁ、神ちゃんもしかして酔っちゃった?」




あきとには元々言うてあったのか神ちゃんの状態をすぐに理解したあきと。




橙「しげ、神ちゃんのことそのまま連れてってあげてや。2時間くらいは個人の時間あるから部屋行って休ませてあげてや。」


紫「そやな。荷物は俺たちが持ってったるから。」


赤「ありがとう。ほな、部屋まで運ぶわ。」




想像よりもはるかに軽かった神ちゃんをお姫様抱っこして部屋まで連れていく。ここには去年も来てるから大体の場所は把握してんねん。


着いてから最初の2時間は個人の時間でみんな大体部屋でゆっくりしたりストレッチしたりするから小瀧と流星も俺たちの荷物を持って部屋に入る。




赤「小瀧、流星ありがとな。ちょっと布団だけ出してあげてくれへん?」


青「わかった、」




荷物を置いた小瀧と布団を敷いてくれた流星。




桃「しげって思ったよりも好きよな?」


赤「な、なに言うてんねん!」


桃「やって、神ちゃんのこと見つめる目がいつも優しいやんか、」




確かに神ちゃんは可愛くて好き、なのかもしれない。

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はるピ(プロフ) - しおりさん» コメントありがとうございます!お待たせしてしまって申し訳ございません!もちろん…海であんなことやこんなことあります…!!たくさん更新していくので待っていてください! (2021年6月21日 23時) (レス) id: 7efa5410cf (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 更新お待ちしておりました!このシリーズ大好きです。合宿編の海で一波乱起きるんじゃないかと今からドキドキです。これからも更新楽しみにしております^^ (2021年6月21日 22時) (レス) id: 03b3f16d34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるピ | 作成日時:2021年4月25日 17時

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