ちっちゃくて可愛い。

▽ご機嫌 ページ24

赤side




赤｢とーも、｣


緑｢……｣




あれ？今日のともはご機嫌斜めかな？


今日は全員で雑誌の撮影やねんけど、俺のソロの撮影が終わって楽屋に戻ると、ともは小瀧の膝の上に居た。


俺がともを呼んでも、小瀧の方を向いて座ってるともはこっちを向いてくれない。




赤｢とーもー？ともさーん、ともくーん｣


緑｢……、｣ﾋﾟｸｯ




あれ？ちょっとだけピクッて動いた笑




赤｢ともくーーん、神ちゃん、｣


緑｢っ、！｣ﾋﾞｸﾝｯ




ほら、また笑


ちょっと意地悪してみよ、




赤｢神ちゃん〜、ぁ、神ちゃん聞こえてへんみたいやから流星、一緒にスタッフさんからもらったプリン食べようや｣


緑｢ゃ、｣




小瀧のお腹から聞こえてきた小さな声。




赤｢んー？小瀧なんか言ったぁ？｣


緑｢やぁのっ、｣


赤｢んー？？｣




ふふ、かわええなぁ。


ｸﾞｽﾝｯ


すると、小瀧のお腹からすすり泣く声が聞こえた。




緑｢しげ、きらいっ泣｣ｷﾞｭｯ




あ、意地悪しすぎてもうた。


ともがもっと小瀧に抱きついて泣いてしまった。




赤｢とも、ごめんっおいで！｣


緑｢やぁや！のんちゃ、泣｣


桃｢とも、可哀想になぁ？しげが意地悪するから｣


緑｢んっ、泣｣




小瀧が俺を煽る。




赤｢ともぉ、ごめんって！もう意地悪せえへんから！！｣


緑｢んっ、ほんと、？泣｣


赤｢おん！！やから、俺にだけなんでご機嫌斜めやったんか教えて？？｣


緑｢……ん。泣｣




頷いたともを小瀧の膝から抱き上げ、反対側の椅子に座る。




緑｢しげが、いなくてっ、さみしかったの、！｣


赤｢え？？｣


緑｢しげ、もどってくるのおそかったぁ泣｣




あーあー！！また泣き出してもうた！


てか、俺がいなくて寂しくて泣くって可愛すぎひん！？




赤｢ごめんなぁ？プリン貰ってたんよ。ともが食べるやろなぁ、って思って｣


緑｢っ、…たべるっ、｣


赤｢んふふ、一緒に食べような、｣




こうしてご機嫌斜めだったとものお顔も全員の撮影が終わる頃にはにこにこに変わってた。

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