▽不機嫌 ページ6
赤side
みんなでリモートでライブDVDを見終わった後の夜。
赤「とーも、ちゅうしよ!」
緑「…いや。」
何故かともが不機嫌。
もちもちのほっぺたを膨らませて拗ねてる。
赤「なんでなんっ、じゃあぎゅう!!」バッ
腕をともの方に大きく広げてもチラッとこっちを見てまた不機嫌な顔に戻る。
緑「……」
赤「なんで怒ってるん??」
緑「べつに怒ってへんもん…」
ほっぺたを膨らませた顔でもん、って語尾に付けるともは、めちゃめちゃ可愛い。
ギュッ
ほっぺたを両手でぎゅっと挟んでこっちを向かせる。
赤「俺、あほやから何で怒っとんのか言ってくれんと分からへん…、やから、教えてやぁ…??」
緑「……っ、泣」
見つめているとみるみる大きなくりくりお目目に涙が溜まり、ポロっと溢れた。
赤「あわわっ!どうしてんっ、俺、そんな酷いことした??」ギュッ
あまりにも突然で慌ててともを抱きしめた。
キュッ
真っ白なスラッとした手で俺の服を握り、
緑「っ、やって、だぃき、みかちゃんみかちゃ、いうからっ…おんなのこのほうがっ、好きなんかなっ、て泣」
泣きながら話してくれた理由。
なんや、そんなこと思ってたんや。俺は、ともが可愛いのといつものおふざけ程度でみかちゃん、ととものことをたまに呼んでいた。
でも、それに不安になっちゃったなんて、可愛すぎる。
チュッ
赤「そんなわけないやろっ、俺はともが男でも女でも、関係なく、ともが大っ好きやねん。」
緑「っ、泣」
赤「やから、不安になんてならんでええんやで??ごめんなぁ、俺も気づいてあげられへんくて、」ギュッ
力いっぱい抱きしめてともだから好きなんだよ。って教えてあげる。
ともは、俺の言葉行動一つで不安になったり、嫉妬したりする。
やから、その時は俺が優しく抱きしめて大丈夫だよ。って教えてあげんねん。
こんな甘えん坊で可愛い彼女、誰にも渡さへんで?
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はるピ(プロフ) - なおなちゅさん» なおなちゅさん、リクエストありがとうございました!わわ!本当ですか…!めちゃめちゃ嬉しいです(^-^*)これからもこのお話をよろしくお願いいたします!! (2020年7月2日 20時) (レス) id: 6a7d46ea2e (このIDを非表示/違反報告)
なおなちゅ(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございました!はるピ様の小説を読んでるとほのぼのします(о´∀`о) (2020年7月2日 18時) (レス) id: 00bb473f26 (このIDを非表示/違反報告)
はるピ(プロフ) - にだ。さん» にだ。さん、リクエストありがとうございます!神ちゃんが無理して倒れるお話、書かせていただきます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 6a7d46ea2e (このIDを非表示/違反報告)
にだ。 - リクエスト失礼します!神ちゃんが無理して倒れるお話見たいです!大丈夫でしたらお願いしてもいいですか?? (2020年7月1日 16時) (レス) id: bbbc76a66c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるピ | 作成日時:2020年7月1日 15時