ハートの海賊団の看護師は・・・4【ONE PIECE】 (ページ10)

今日:30 hit、昨日:41 hit、合計:7,745 hit

到着、ゾウ！ページ10

日が暮れる中、涙を流しながら必死に登り続けるリュウ

「おいあれ！テッペンじゃねェか？！」

「あと少しだリュウノスケ！！」

「き？また「き」ですか？！ん〜、、さっきから「き」ばっかりじゃないですか！」

「どうだかな」

「呑気にしりとり続けてる場合か！」

先程ウソップが名付けたリュウノスケという名前を皆が口にし、リュウノスケに声援を送る

「着いたぞ！ゾウ！！」

一行は、ゾウの背中に到着した

いつも通りルフィは1人で島へと入ってしまったが、今回はるなが巻き添えを食らうことはなかつた

ロー曰く、2度同じことは繰り返さねェ。だそうだ

一行は、荒れ果てた島の中を進み、ゾウの背の中心、クラウ都に到着した

「どうやら襲撃と考えて間違いなさそうね、数十万人が住めるこの都市から、1人残らず住人が消えているなんて」

「あそこの家から美味しそうな匂いがしますよ」

はるなは家の中に入ると、鍋の蓋を開けた

「わー！クリームシチューだ！美味しそう！いただきまー「食うなァ！！怖いもの知らずめ！！」」

危険を察知し、ウソップが大慌てで駆けつけ、チョップした

「いいかァ？はるな、勝手に1人でオレ達から離れちゃダメだ！まだ敵はいるかもしれねェ！！」

「はあい」

はるなの視線の先には、先程のクリームシチューが…

すると突如、地響きが鳴り響いた

「う、上から水が！！！ぎゃあああああ！！！ごぼごぼこぼ」

はるな以外の皆が建物の上に避難するも、はるなだけ置いてきぼりになってしまい、溺れかけていた

「ったくアイツは、Room、シャンブルズ」

「へ、へんちょおお、ありがとうございます、、」

水を口から吐き出しながらそう言った

「能力者であるはるなが溺れたということは、これは海水ね、もしかして今の、巨大ゾウの水浴びじゃないかしら？街も森も、この水位に順応してるみたい」

「そ、そんな厄介な、、」

「おい！ルフィが居るぞ！！」

ウソップが森の中に見えるルフィを見つけると

「船長！早く早く！」

「はぁ、、、行くぞお前ら」

はるなは自身の船長に、ルフィの元へと飛ばせというアピールをし、ローもローでしっかりとはるなの願いを叶えるために能力を使い、ルフィ、ワンダ、キャロットの前へと移動した