ハートの海賊団の看護師は・・・4【ONE PIECE】 (ページ15)

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行かないでページ15

ローははるなのために用意されていたもふもふのベットに寝かせた

「・・・んん、、、いやだよ、、、」

部屋から出ていこうとしたローは、足を止めてふりかえる

はるなの表情は、何かをいやがるように歪めていた

ローがはるなの頬に手を置くと、少し表情は和らいだ

はるな、お前は一体、何を抱えているんだ

それは、俺達には、俺には、話せないことなのか

船をおりるって、どういう事だ

なぜあの時、俺の気持ちを受け取らなかった

彼は、全部の言葉を飲み込んで、はるなを撫でていた手を止め、部屋を立ち去った

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「ん、んん、、、あれ、、寝ちゃったのかな」

頭がクラクラする、、、、

そうだ、ベポたちに久しぶりに会えて、嬉しくて、少し飲んでたんだった

今日は誰が運んでくれたんだろう

きっとまたベポは勝てなかったんだろうな

「ふふ」

ジャンケンの話を聞けるのも

いじけたベポの話を聞けるのも

もう来ないんだなって思うと、すごく、すごく、悲しくなる

あー、だめだ、せっかく覚悟決めたのに、涙はやっぱり出ちゃうなぁ

「、、、ぐすっ、船長ぉ、みんな、、、、」

なんでかな、少し、頭が痛い

声が聞こえてくる

この声は、、そっか、もうみんなとお別れか

手紙でも残しておこうかな

最後のお別れを伝えなくちゃ

「これでよし！」

私の冒険はここまでだけど、危険な道を歩むという意味であれば、ある意味ここからが冒険なのかもしれない

風の音と共に彼はやってきた

私は急いで頭を垂れる

「お久しぶりでございます

イチジ様」