カマかけたら図星でした【不死川実弥･宇髄天元】 (ページ3)

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いちページ3

『ねぇーーさねみーーん』

実弥「……」

『ねぇーてばーー』

ツンツンツンツン

実弥「……だァーー！！なんだよ鬱陶しい！！！」

『あ！やっとこっち向いたー！もうこんなに可愛い彼女がいるのにほったらかすなんて何事ー？』

実弥「要件は？」

『マリカしよ！』

実弥「はァ…あのなァ、俺はそんな暇じゃねェの」

そう言ってすぐスマホに視線を戻す

『…ふーん！あとでマジ泣きして一緒にやろうとか言ってきてもやらないかんなーー！』

実弥「へいへい」

実はさっきチラッと見えたスマホの画面

あれは完全に黒だ。

明らかTi○derの画面だったし、文面

"この前すごく楽しかった♡明日楽しみ♡"

はぁーーーーむかつく！！！！！

…明日？え、明日って

付き合って3年目の記念日じゃん

ほんっと最悪

『…ねえ、実弥？』

私が実弥なんて真面目な呼び方は大事な話がある時にしかしない。

実弥「…あー？」

なのになんなのその態度！！

から返事で視線もこっちにむけずにメールに返信してる

マジムカつく！！！うちのスカルプでぶっ刺してやろうか！！！

『明日、予定空いてる？てか空いてるよね！？』

そう、確実に忘れてる訳ないのだ。

なぜなら１ヶ月前から毎日のように寝る前記念日まであと○日だね♡♡大好きだよ♡と囁いてきたから！！！

実弥「いや、明日はちょっと…都合悪ィわ

___何かあったか？」

『は？』

な、なんなんだコイツ！！！！

ほんと信じらんないボケなす！！！！

『え？え！？ほんとに覚えてないわけ？？うちの毎晩の努力は、、？』

実弥「なんか言ってたかァ？」

もももももうダメだこれ

なんかうちめちゃくちゃ虚しいよ？？？

『明日、うちと実弥が付き合った3年記念日だよ？
ほんとに、忘れちゃったの？』

実弥「あー、そういえばそうだったけなァ

別に明日じゃなくてもいいだろ」

ブチッ

はいここで心の広いうちでも流石に堪忍袋の緒がなんとやら切れました

『ーーッ、！もう実弥なんて知らない！！！！！

大っ嫌い！！！出てく！！！！』

実弥「…ハッ、やめとけェ。どうせ行くあてもねェクセに」

『…うち、実弥が浮気してるの知ってるんだからね！！！！』

まだ確信はしてないけど！！！

もうこうなったらカマかけて焦らせてやる！！！

実弥「……あ、？いつから気づいてたァ、？」

「へあ？」

カマかけたら図星でした。