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「は?」
「え?」
「え?」
「ん?」
素っ頓狂な言葉の掛け合いが続く。だめだ、やめていいタイミングが分からねぇ。
「私は強いって…え?」
「いや、強いよ。そこらのピーピー言ってる男よりはねぇ」
どうも、充実した私生活、効率的な仕事ぶりキャリアウーマンです(((
「…なんでそれを言わなかったの?」
ブ〇ゾンネタを小学生にスルーされた。んぬぅ、解せぬ。
「なんか悔しくない?未練がましい女にはなりたくないの。」
「そういうもん?」
「そんなもんよ」
まあ、少し欲を言うなら私が強いってことを信じて欲しかったかな。
「姉ちゃんとコナンのやつ何話してんだ?」
「きっと僕らには分からないようなすごい事なんですよ!」
「えー!歩美も聞きたーい!」
…皆様お気づきでしたでしょうか。コナンくんとふたりで話しているようですが、なんとここ少年探偵団と安室さんがいます。
「はは、いいね。子供って。」
純粋で、嫌なところなんて一つも知らない。ただ、自分の欲求に素直で。
「うっし!気分リフレッシュ!」
そろそろ仕事戻らないとな…
「ご馳走様、梓ちゃん。安室さ(プルルルル)」電話にさえ遮られる私とは、」
少しキレながら電話に出る。
「もしもし!今電話に決め台詞遮られた間宮ですがああああ!」
『知りませんが。』
「かぁいくねえなぁ!仕事の催促でしょ!?行くから!あと三十分待って!はぁーい、さよならー!!!」
思いっきり電話をきる。やべぇ、戻ったら殺される。
「陽菜お姉さん疲れてる?」
「うん、きっと疲れてる。」
「そっかぁ…また会おうね!陽菜お姉さん!」
「なんだよ、マジ天使かよ。(そうだね!また今度!)」
「陽菜さん、本音と建前。」
「いいの。じゃね!少年探偵団!安室さん、梓ちゃんまた来る!」
「──…あ、はい!お待ちしています!」
机にお金を置いて駆け足気味にポアロを出る。
「仕事するかぁ…」
ぶつくさものを言いながら私は車に乗りこんだ。
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水飴(プロフ) - クーニャンさん» なんと!!小学生でやられましたか!!私は中学からだったので…すぐ前のことですが懐かしく感じてしまいますね…!!! (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
水飴(プロフ) - misaさん» コメントありがとうございます!!合唱曲にもなってましたね(笑)私のクラスも候補にありました(笑) (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
水飴(プロフ) - 千さん» レス遅れて申し訳ありません!相変わらずのノロノロ更新ですがどうぞ見捨てずに見てやってください!これからもよろしくお願い致します!! (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 私は小学生の時に国語の朗読でやりました!懐かしいです。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: 99bb6326e7 (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - 私も この気持ちはなんだろうってやりましたよw合唱しましたよw (2018年5月5日 21時) (レス) id: 338ac70cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水飴 | 作成日時:2017年5月7日 20時