蘇る悪夢 彼らはヒーロー ページ18
あれからすごい時間が経った気がする
けど未だに出口とかは見つかってない
今の今まで真っ直ぐ歩いてきたけど……しょうがない、戻ってみようかな
そう振り返ろうとしたその瞬間
誰かに腕を引っ張られそのまま投げ飛ばされそのまま、さっきまでなかった壁にぶつけられた
A「ｯ!………」
背中の痛みを後回しにし、体勢を立て直し私を投げ飛ばしたであろう人物に目を向けた
目を向けた瞬間、思考が停止した
『お前のせいで……』
A「……ぁ………ぉ………おとう……さ……」
目の前に父親がいる
大嫌いで怖くて怖くて仕方なかった父親が
父親がこちらに歩いてくる
片手にはナイフを持っている
殺される………！
逃げなくちゃ
体が動かない
どうしようどうしよう
死にたくない
助けて
声が出ないもう目の前どうしよう死にたく＿＿
急に目の前が真っ暗になる
何も見えない
そんな中
誰かの声が側から聞こえる
＿＿ちゃん！＿＿＿ちゃん！！＿＿＿＿お＿＿て！！！＿＿＿＿ぇ！！！
私を呼ぶ声が聞こえる…………天使の声かな……悪魔の声かな………
その声につられるように私は瞼を開ける
Aちゃん！！起きて！！！
トガ「Aちゃん！！！」
A「……トガちゃん……？」
トガ「Aちゃ……良かったぁぁああ………(泣)」
抱きしめてくるトガちゃんを慰めながら状況確認をする
どうやら私はベッドから落ちたらしい
トガちゃんの声がなかったらあの空間はまだ続いただろう
黒霧「随分うなされていたようですが……大丈夫ですか？」
A「へ、平気……です……」
って、のんびりしてていいのか……今日学校ある日なはずだし……そう思い時計に目をやる
A「あ…………」
もうとっくに起きる時間を過ぎていた
怒られる……
弔「安心しろ、学校にはもう連絡した」
A「あ、良かった………じゃあ今から支度しなきゃ……」
トガ「Aちゃん、もう今日は学校行かなくていいんですよ。さっきママが連絡しました」
黒霧「誰がママですか」
A「え……で、でもどこもべつに悪くないし……」
荼毘「精神的病ってもんがあるだろうがよ」
A「せ、精神的病？」
生まれて初めてそんな言葉を聞いたかもしれない
荼毘「お前知らねぇの？鬱病とかそういうの」
A「……知らない……」
母のスマホからよなよなヒロアカのアニメを見るだけでテレビを見たことはあまりなかったし辞典的なものも家にはないのでその単語を初めて聞いた
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雷斗 - いいなぁ！こういうの好きです！！！更新楽しみに待ってます！ (2020年3月23日 10時) (
レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - オバーホールとかも登場して欲しいです！次回も楽しみにしております。これからも頑張って下さい。 (2020年3月17日 0時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
ハトハト(プロフ) - 紅 こべにさん» いえいえ！！面白いって言ってくれてありがとうございます！！！ (2019年3月3日 13時) (レス) id: 51c6d33ac9 (このIDを非表示/違反報告)
紅 こべに - ヴィラン連合好きだぁ！ハトハトさん作ってくれてありがとうございます！おもしろいです！ (2019年3月3日 11時) (レス) id: aa1a4d8192 (このIDを非表示/違反報告)
ハトハト(プロフ) - 海音ｰかいんｰさん» 夜分遅くかつ返信が遅れて大変申し訳ありませんm(_ _)m タメでいいのさ！！楽しんで頂けて光栄だぁ｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2019年1月28日 0時) (レス) id: 51c6d33ac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハト x他1人 | 作成日時：2018年8月13日 3時
