Lost world 【名前変換オリジナル】 (ページ10)

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八話ページ10

物語︰7

ヒュゥゥ。私の肌を冷たい風が人筋撫でる
雨が降り、大地が震える。まるで、何かに怯えているような…そんな風。それはまるで私の心情を写しているようだった。

その中で私はアリスを握り上を向いた。ザァァァァと雨は一向に強くなるばかり。寒い。とても、とても寒いのだ
アリスも先程から「そろそろ帰りましょう？あたりの敵は殲滅しましたし…」と言っている。

2日前、私とアリスが休暇を満喫していると大尉から急な司令か飛んできた。司令の名は「風を殺せ」簡潔な命令だ。しかし、風を殺せとは何なのだろうか？
そもそも風を殺す事は出来るのか。私は疑問に思いながら指定されたエリアに行く。すると何時もは穏やかな風が私を拒むようにひとつ、舞い上がった

その瞬間エリア全体に凄まじい勢いでモンスターが湧いた

「はぁぁぁっ！！」

斬る。斬る斬る斬る。ただ無情にアリスを振るう。

雨。ザーザーと私に牙を向く。霧も出てきて、霧は辺りを白く染め上げた。
私は何故か微笑んだ。

そして、霧を＂斬った＂。
微かな手応え。もう一撃、「はっ！」短い掛け声と共にアリスを振るう

「あら～ん？バレちゃったかしら」

其処には血だらけの女がいた