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二話 ページ4

「___以上が報告となります」

震える声で報告をする。あぁ、何回ここに来ても慣れないものは慣れない。

今回の任務は草原の中枢にある核の調査だ。核とはそのフィールドを護っていると言ってもいい程大事なものだ。核がないと、そのフィールドは形を無くし崩壊する。現在、この世界にあるフィールドの約82%は崩壊してしまった。

しかし、核はそんな簡単には壊れたりはしない。壊れるには外部から大きな力を加えるか、それか、管理者自身が核を破壊するか。その何方かだ。

…いやしかし、それはありえない…だってあの時管理者は世界の崩壊と共に消えたはずだ

つまり、この世界の核を壊しているものは外部、つまりは「人間」だ。


「ユキネ!…ユキネ?」

「おい。ユキネ!私の、話を聞いていないのか?」

私は余程考え事をしていたのか大尉の言っていることを聞いていなかった。直に「申し訳ありません…!」と、頭を下げたが……やらかした。失敗してしまった



もっとしっかりしなくては。大尉も「はぁ、もういい」と言うと真剣な顔をして私達に次の任務を言ってくる___と思いきや、大尉の口から出た言葉は思いがけない言葉だった



「次の任務は…ない。しばしの休暇を楽しむがいい」と

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作者名:白色 | 作成日時:2019年7月25日 14時

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