【第2のYサークル】 ページ19
「これで7枚になったな。」
ふたつ繋げられた机には7枚のミステリアルメダルが並べられていた。
「園等先生から、これを持って次のYサークルに行くように言われてるわ。」
「次の？」
「Yサークルは、現在三箇所見つかっていてこのメダルに対応しているYサークルは、おそらくここだと思われる。」
そう説明してくれたコマ君のパソコンを皆で覗き込むと、
そこには水面に建設されたYサークルが映し出されていた。
「よっしゃ！早速行ってみようぜ！！」
ジンペイの声を皮切りに、僕達は新たなYサークルへと向かった。
＊＊＊
ワイワイキャンプエリアの湖の上にあるYサークルにやってきた。
前回と同様に中に入り、7枚のミステリアルメダルを窪みにはめると、
青く光りだし、扉は開かれる。
「おぉ！これが！」
「二番目のYサークル！！」
そう感激するが、中は一つ目と大差ない。
外見も湖の上にあるか、陸地かくらいだ。
一番重要なのはどんな妖怪が封印されているのか、
それが味方になって力になるかだ。
そんなことを考えていると、また
三角のオブジェの頂点が青く光だし、
下に舞い降りてきた。
そこから現れたのは、青いスライム状の者だった。
「ブルポン！」
それはブルポンと名乗った。
なんか猫耳みたいなの生えてるけど……猫なの？？
でもなんか……ちょー絶可愛いし許す！！
何この軟体生物！可愛すぎ！
「これが次の封印妖怪？」
そうふぶきが声を漏らす。
「スライムじゃねーか！」
ジンペイがそう言うが、
「僕！悪いブルポンじゃないよ！」
ブルポンは悪いブルポンじゃないらしい。
「でたー！！スライムのセリフの定番！！」
マタロウが今日もツッコミを入れる。
……というか、悪いブルポンって何よ。
可愛いかよ。
「悪くないという証拠は？」
疑うような目と声でブルポンを尋問し始めるジンペイ。
「う"……」
ブルポンは何故か詰まったように声を上げた。
「そこ疑うとこー？！」
マタロウがまたまた突っ込む。
そんな時、ブルポンが何かビビッと来た様で、
「どうした？」
とジンペイが声をかけたが、
猛スピードでYサークルの出口に走って行ってしまった。
「あ！逃げた！」
「追いかけよう！」
「よっしゃぁ！！」
コマ君の一言で、僕達は追いかけ始めた。
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ゆき猫(プロフ) - くらもちさん» こんにちはー！覚えていますよー！コメントありがとうございます！続編来ましたね！頑張ります！ムリのないように((笑 長文になるまで気持ちを連ねて頂けて凄く嬉しいです！！シリーズがどこまで続くか分かりませんが気長にのんびりと見て頂けたら嬉しいです！ (2021年8月18日 12時) (
レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
くらもち - 続編、おめでとうございます！遅くなってすいません.....(;´ω`;)これからも、ゆき猫さんのペースでいいので頑張ってください！長文失礼しました！(長文かな？) (2021年8月18日 12時) (レス) id: 3e5e47644e (このIDを非表示/違反報告)
くらもち - こんにちは？覚えてますか？「【妖怪学園Y】重度の猫好きがYSPクラブに入ると......？5【寺刃ジンペイ】」の時にコメントしてた海月です！(名前を変えたので覚えてなくても結構です) (2021年8月18日 12時) (レス) id: 3e5e47644e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき猫(プロフ) - ラキアさん» 神作だなんて！とっても嬉しいお言葉ありがとうございます！何十回だなんて……嬉し泣きします！！お好みに合ってとても嬉しいです！ (2021年8月5日 22時) (レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき猫(プロフ) - ラキアさん» なんと！すっっごい嬉しいです！！今までずっと応援ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いいたします！ (2021年8月5日 22時) (レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき猫 | 作成日時：2021年8月5日 22時
