＊＊ ページ10
「………うん……！……変身！！」
僕はずっとつけていたが、使わなかったYSPウォッチを今初めて使う。
ウォッチに【ホワイトラスト】の変身メダルをセットする。
【ホワイトラスト】と、機械音で再生される。
右手を前に出し、左手は胸に当て、くるりと体ごと一回転すると、【変身】という文字が浮かぶ。
そしてYSPウォッチのベゼルを回す。
すると、僕の周りを走り回るフユ。
フユは僕の頭上に行き、右前脚を上に突き上げると、
フユは雪の塊になり、それはブリザードにより崩れて行った。
そのブリザードは僕の体を包み込む。
そのブリザードを払いのけると僕は
白い着物を着た、白い猫になった。
胸元は大きく開き、目は黒い目隠しをしていたようだが、僕には前が見えていた。
腰には弓だけが横にささっていた。
僕は【ホワイトラスト】に変身したのだ。
「あなたの最期、純白に染め上げてあげましょう。」
と、何故か口から自然と出た。
「また変身か……！変な技を使いやがって……！！」
そう愚痴った怨霊。だが、そんなのは聞いてない。
「愛しき皆(みな)を傷つけた代償は……高いぞ！！」
僕は怒りを怨霊にぶつけ、YSPウォッチにコマンドメダルをセットした。
【エグゼキュート】
「裁きの霰(あられ)…！」
そう言いながら僕は腰にささっていた弓を取りだし、
弓を引いた。すると、氷のような霰のような矢が生成され、
それを放つとその矢は敵の頭上で細かい矢になり、散弾した。
仲間には当たらず、足を掴んでいた布を矢が裁ち切り、皆は解放される。
あの布は意識しないと鉄のように高い強度にはならないみたいだ。
敵は僕の矢の霰を全て受ける。
ダメージで少し動きが遅くなる。
これで……決める！！
そうして僕はもう一枚のコマンドメダルをセットした。
【エグゼキュート】
「ペインレス…アロー！！」
そう言って放った矢は目には見えないくらい細いもので
それは相手の急所にささる。
痛みを一切感じずに。
この一撃で怨霊は紫色のオーラになり、
そこから、一人の男の子が出てきた。
僕達は皆変身を解き、男の子に近づいた。
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ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ワイルドボーイ登場です！これからトワイライトセブンも始まりますが、できるだけワイルドボーイに活躍してもらう予定です！じゃれあい…まだ内容は決まってませんが、頑張ります！骨は拾っておきます笑 (2021年1月25日 6時) (
レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - あ、あああ、遂に！登場！ワイルドボーイ！この日をどれだけ楽しみにしていたか…じゃれあいも楽しみにしてます。やばい、じゃれあいで尊死するわ、絶対。骨は拾ってくれ… (2021年1月25日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ジンペイはバカでアホだけど、底知れぬ優しさを持っていて欲しいです((フユは過保護過ぎる位が可愛いですね笑最推しはワイルドボーイ何ですか！ではでは、力を入れて頑張りますね！ (2021年1月18日 0時) (レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - ジンペイくん優しいねぇぇ〜。ユキちゃん可愛いんだが？もうお母さんじゃん！私の最推しHEROワイルドボーイの登場も近いのでは！？楽しみにしてます〜！ (2021年1月18日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき猫 | 作成日時：2021年1月7日 22時
