初心なモデルと猫被り王子【染谷勇次郎】

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そのままお昼を先輩方と食べていた

雛先輩がひよりと同じ陸上部だと知り驚いた


『皆さん敬語抜いてくださいね！出来れば名前で呼んでくれたら嬉しいです！』

｢おう/了解！｣


嬉しいな〜

健兄の小さい頃の話などを話した


そういえば聖奈がいい子って話してた後輩って

アリサ先輩の事なのかな？

『アリサ先輩って健兄の彼女ですよね！』

｢え、あ、う…ん｣

恥ずかしいそうに頷くの姿がとても可愛い。

『健兄をこれからもよろしくお願いします！それと、雛先輩、アリサ先輩今度少し付き合ってくれませんか？』

｢え、うん！いいよ〜｣

｢もちろん！｣

連絡先を2人と交換する


｢なんだよA〜俺らだけ仲間外れにしちゃって〜｣

そんなことを健兄が言う。


『女子会です〜だ』


｢ちぇー…あ、アリサちゃーん卵焼きちょうだーい！｣

｢卵焼きはダメ！私が作ったけど焦がしちゃってるから…｣

｢えぇー俺アリサちゃんのならなんでも食べるのに〜｣

｢唐揚げあげる…成功したやつ…｣

いいな〜

彼氏欲しい…

いい人…

ふと頭に出てきたのは何故か

勇次郎だった


何考えてるの、私！

アイドルだし、NGだから無理でしょ！



｢…ちゃ…Aちゃん？｣

『はい！？』

｢どうしたの？｣

山本先輩に尋ねられ

『なんでもないです笑』

考え事していたら話しかけられていることに気が付かなかった


｢ほら高見沢とシバケンがイチャつくからだろ｣

榎本先輩がそういじると


｢別に！イチャついてなんか…｣

アリサ先輩が照れて否定した


『アリサ先輩可愛い〜！』

｢え、…//｣


｢俺に言われてる時より照れてない？｣

そう健兄が言う

『健兄会う度にアリサ先輩に可愛いって言ってそう』

｢Aちゃん！｣


雛先輩が面白そうに

｢言ってる言ってる。どこでも言うからね〜笑｣

｢瀬戸口さんまで…！｣


キーンコーンカーンコーン


そんなこんな話していたら予鈴がなってしまった

｢もうこんな時間？お昼休みあっという間だね｣


『楽しかったです！』

｢私達も楽しかった！｣

｢俺らも！｣

また是非と言い


それぞれ教室へ向かい

眠気と戦いながら授業を受けた

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高見沢アリサ

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