同期のあの子 【かまぼこ組】 ページ7
最近良く耳にする竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助
彼等は皆、私の同期である。
どうやら三人は上弦の鬼を倒すのに貢献したとか。他の二人だって、柱の人達の目に止まるくらい強くなっているというのに私はどうだ
『ぜんっっぜん強くなれてない…!!』
"育手"に習った通りの型を使うも才能が無いのか一つも扱えないでいた。
辛うじて刀の色は変わったのだが、刀匠さんは激怒した
「なんでーーー!!!白って何だよ!!!色無ぇじゃねぇか!!!キーーーッ!!」
『知りませんよもう!!!私に聞かないでください!!!!!鋼鐵塚さん!!!!!』
「お前といい竈門炭治郎と言い、何度俺の刀を折るんだ!!!!!クソーーーッ!!!」
『それに関しては本当にすいませんって!!って、竈門炭治郎くんのも鋼鐵塚さんが…?』
どうやら彼の刀も鋼鐵塚さん製らしい。
…同じ怒られ方してるのか、なんだか親近感が湧く。明日、暇があれば会いに行ってみようか。荒れ狂う鋼鐵塚さんを何とか落ち着かせ帰って貰った。
『会いに来たのは良いんだけど…』
「なんだお前、惣一郎に何か用か?!」
誰だこの人は。猪の毛皮被ってるぞ。
やばい人だ…自分を山の王とか言ってる。目を合わせてはいけないと思い、その場を去ろうとしたのだが、
「ねぇ、君最終選別にいた子だよね?!そうだよね良かった!!!!!君みたいな可愛い子が生き残ってくれてて良かったよあ、ねぇ俺とそこの甘味処で…」
クルクルと私の周りを
『あの、私』
「こら!!!女の子を困らせるんじゃないと何度言えば分かるんだ!!!」
離れてもらおうと声を掛けようとすると、後ろから噂の彼がやって来た
炭「すいません、大丈夫…ってあれ、君は確か」
『最終選別にいた子、でしょ?君に会いに来たの竈門炭治郎くん』
炭「俺…?どうかしたのか?」
なんで炭治郎なんだよ、とか後ろから聞こえるが無視しよう。知らない人だ。
『その、なんと言うか、私…』
一緒に修行をしたい、と訳を話せば彼は向日葵の如く大輪の花の様な笑顔を咲かせ
炭「勿論だ!!あ、彼等は伊之助と善逸って言うんだけど…」
あの二人が、嘴平伊之助と我妻善逸なのか。思いっ切り他人の振りをしてしまった。
炭治郎はとても優しい事、善逸は実は眠ると強い事、伊之助はとても美青年、等色々知る事が出来た。私も彼等みたいになれるだろうか。
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坂口(プロフ) - あの、玄弥さんをいれてくれませんか。 (2020年6月12日 22時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
椿 - リクエストです!甘々な緑壱が見たいです! (2019年10月26日 0時) (レス) id: 9094ec668b (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - みしろさん» みしろさんのTwitterの絵変わったんですね。呟きも再開したんですね。時々見ていました。忙しいけれど甘味処弐と他の作品自分のペースでやって下さい。 (2019年7月28日 21時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
ピザ - ありがとうございます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: e3709cb648 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - ピザさん» リクエストありがとうございます!亀更新のため待たせてしまいますが、ぜひ書かせて頂きます!! (2019年7月20日 11時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みしろ | 作成日時:2018年7月5日 23時