【鬼滅の刃】甘 味 処 。弐

ぱられるわーるど 【柱、お館様】 美桜様リクエスト ページ29

ちょっと近代化が進んだ鬼滅の世界のお話


『お館様、如何なさいましたか？』


柱合会議後、用事で残っていた所にお館様が話しかけて来た。


産「嗚呼、夏…大事な話があったのだけど話すのを忘れてしまってね、夏のスマホで柱の皆を呼び戻してくれないかな？」


『…申し訳ございません、実は故障中で…!!』


何とタイミングが悪いのか。如何して私のスマホは壊れているのか。このポンコツめ。


産「良いんだ、気に病まないでくれ」


落ち込む私の肩を叩き安心させる様に笑い掛けるとお館様はあまね様を呼び、放送の準備をした。
鎹鴉ではなく、特殊な装置を用いた物で鬼殺隊にのみ聞こえる放送だ。余程遠い所へ行っていない限りお館様の声が届くのだ。


"柱の皆は至急、本部へ戻るように"


side 不死川,時透


不「おい、何か聞こえねｪか？」


時「…お館様の声じゃない？」


珍しい組み合わせで任務へ向かう途中の二人はギリギリ聞こえる距離にいた為何とか声が届き足を止める。集合する様伝えるものだと分かると直ぐに本部へと向かう。


side 宇髄

宇「あ、この団子うめぇ…ﾌﾞﾌｯ」


非番で一人団子屋に来ていた宇髄は団子を口に頬張り、そしてお茶を口に含んだ直後に放送が聞こえた為茶を吹き出した。代金をその場に置き、これまた慌てて駆け出す。団子は依然口の中だ


side 伊黒


伊「全く、最近の若手は…」


嫌味を零しつつ一人歩く伊黒は比較的本部から近い場所にいた為いち早く放送を聞き、慌てること無く向かう。
ゆっくり歩き過ぎて猛スピードで来た宇髄に抜かされると負けるものかと速度を上げる。


その他は声の届かぬ遠い場所へ行っており集まる事は無かった。


産「悪いね、急に集まってもらって…」


集まった人にのみ伝えられ、不在の人には後日伝えるそうだ。
因みに私のスマホの修理はお館様が手配して下さった。



オチは川に捨ててきました…。
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長い事更新出来ず申し訳ございません。ちょっと連勤術師になっていました。仕事の方はある程度落ち着いたので頑張って更新しますが気長に待っていただけると嬉しいです。

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