感情18 ページ20
「この町では随分十六の娘を喰ったからな。どれも肉付きが良く美味だった、俺は満足だよ」
「俺は満足じゃ無いんだ俺よ!!まだ喰いたいのだ!!」
3人の鬼が一斉に話し出す。
…本当に十六の娘しか喰わないのか、この鬼共は。
和「化物…一昨晩攫った里子さんを返せ、」
「里子？誰のことかねぇ」
和巳さんは恐怖と怒りで声が震えてしまっている
然し待っていた解答は絶望を与えるものだった
「この蒐集品の中にその娘のかんざしがあれば喰ってるよ」
和巳さんの瞳に映るのは彼女が付けていたであろう髪飾り。
『…』
立ち尽くす彼の姿を二年前の炭治郎と重ねてしまい、炭治郎へ襲い掛かる鬼の腕を斬り落すが地面へ逃げるのが早い。
『っ、外した』
炭治郎も必死だが数も多いし血鬼術が厄介だ。
『炭治郎後ろ!!!』
そう叫ぶが間に合わない。
加勢しようとした時、
「…なぜ人間の分際で鬼を連れてる」
一体の鬼の頭が禰豆子によって吹っ飛ばされた
禰豆子は箱から出て和巳さん達に近寄ると二人を優しく撫でる。
…家族だと思っているのだろう。
鱗滝さんが気休めだが暗示をかけたと言っていたが本当だったみたいだ
"人間は皆お前の家族だ"
"人間を守れ、鬼は敵だ"
"人を傷付ける鬼を許すな"
禰豆子と共闘出来ると知った炭治郎は下へ潜り、私は禰豆子と二人を守る事に専念した。
禰豆子の戦闘センスは素晴らしい物だがまだ異能は使えていない。面倒な事に炭治郎の方から逃げてきたのかもう一体増えた。
徐々に攻撃が読まれ遂に鬼が禰豆子の顔に傷を付けた
『禰豆子!!!』
沸々と怒りが沸いてくると同時にやはり目が熱を帯びる。
だが、この瞳の色の変化のおかげか、鬼の隙を見抜く事が出来た
『…去ね』
炭「朧！禰豆子！」
炭治郎が私達を庇うように立ち、残された鬼を問い詰める
炭「お前たちは腐った油のような匂いがする、酷い悪臭だ。一体どれだけの人を殺,した!!」
「女共はな!!あれ以上生きていると醜く不味くなるんだよ!!だから
「ギャッ」
炭治郎が怒った様に鬼の口を切り裂く
炭「もういい、鬼舞辻無惨について知っている事を話してもらう」
そう聞けば途端に顔を真っ青にさせ言えない、言えないと繰り返す。
炭「…(骨の奥まで震えるような恐怖の匂い)」
鬼が暴れ出し炭治郎に襲い掛かった為頚を落とした。
また、聞けなかった
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ゆきな(プロフ) - (´∀｀)b (2019年8月6日 10時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話読ませていただきました！とっても素敵なお話ですね！登場人物一人一人が丁寧に書かれていて本当に素敵だと思います。これからも応援していますので、お体を第一に更新頑張ってください！ (2019年8月3日 3時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
望(プロフ) - 今回も面白かったです。けど、個人的には柱裁判に夢主を参加してほしかったです。(そっちの方が面白そう)失礼。オチはやっぱり炭次郎。なんたって、幼い頃かずっと好きだったから。更新楽しみにしています。 (2019年7月21日 3時) (レス) id: 05ffcd4bcd (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - 望さん» 皆さんのご想像にお任せ致します！貴方の願いが夢主ちゃんの願いですので!! (2019年7月9日 11時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - 帽子さん» 続けさせて頂きます!!!ですが少々矛盾点やら変更点があるので訂正を入れることになります。 (2019年7月9日 11時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みしろ | 作成日時：2018年6月26日 22時
