夏の魔法 (ページ4)

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4話ページ4

斗亜「A〜」

今日も斗亜は俺に話しかけてくれる。

西村「斗亜ほんまにAのこと好きよな〜」

斗亜「え〜？？斗亜はみんなのことが好きやよ〜？？」

俺に抱き着きながらそういう斗亜。

風雅「はぇ〜タラシみたいなセリフやな笑」

岡﨑「斗亜は人間たらしやろ笑」

俺は斗亜を退かして椅子から立ち上がった。

斗亜「A？どこ行くん？」

『ん？トイレよトイレ。』

.

最近斗亜をうざく感じてしまう。

斗亜「A？」

今日も斗亜は俺の後ろを着いてくる。

斗亜「Aっ！どうしたん！？」

腕を捕まれ、斗亜の方に向かされる。

『なに？』

斗亜「やって…最近元気ないやん！斗亜心配やねんけど…」

心配そうな顔で俺を見る斗亜にイラついて、つい声を荒らげてしまった。

『ええ加減にしてや！！！』

斗亜「えっ…」

『俺の後ろちょろちょろ着いてきてうざいねん！！近づかんといてや！！』

言ってしまった…

思ってとないことを言ってしまった。

斗亜「あ、っ…ごめん…」

傷ついた顔をした斗亜を見て俺はその場を逃げ出した。