第4話 ページ6
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「「「おーーーー!!」」」
受験者たちから黄色い叫びが上がり、2人は闘技場の上を見つめた。
そこにやって来たのは、8人の魔法騎士団団長。
中でも、次の魔法帝最有力候補と見られている金色の夜明け団団長ウィリアム・ヴァンジャンスが現れると同時に、受験者の声はより一層大きくなる。
貴「あの人が、次の魔法帝の最有力候補……」
ル「ここからでも魔力を感じるな」
.
.
既に座っている8人のもとに、遅れてやって来たヤミ。
ヤ「はぁ〜あ。面倒くせー、さっさと終わってくんねーかな」
ヤ「姫さんとルイのヤツの見終わったら帰っていいか?」
フィ「ダメに決まってるでしょ、ヤミさん!」
ウィ「若者の未来を決める重要な試験だ。真面目にやってくれないと困るよ」
ヤ「へいへい、お前は真面目だよ」
そんな事を言うヤミを横目で見つめるのは、碧の野薔薇団団長シャーロット・ローズレイである。
シャ『だ、誰なんだヤミ。お前の言う姫さんとは!?!?』
顔には出していないが、その心はただいま荒れまくっているところである。
フエ「フローラ、やっとここに来たのだな…」
ノゼ「ああ。彼女はやはり別格だ」
フローラをじっと、そしてどこか嬉しげに見つめるのは、紅蓮の獅子王団団長フエゴレオン・ヴァーミリオンと銀翼の大鷲団団長ノゼル・シルヴァである。
ノゼ•フエ『『しかし、あの四六時中フローラに引っ付いてる小僧が邪魔だ!!』』
フローラの隣で、彼女を守るように立つルイを見て顔が険しくなる2人。
ル「あ……」
ふと、2人の視線に気づいたのか、ルイは意地悪そうに笑い、またフローラと話し始めた。
フエ「おのれ、あの小僧!」
ノゼ「亡き者にしてやろうか!!」
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時