第6話 ページ8
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茅「それでは最後に、諸君のアイテムストレージに私からのプレゼントを用意してある」
茅「確認してくれたまえ」
人々は言われた通り、メインメニューからアイテムストレージを確認した。
キ「手鏡……？」
早速それを出して自分の顔を見つめる。
ク「う、うわぁぁぁ！！」
キ「クライン！？」
「キャァァア！！」
その叫びに驚いて周りを見ると、次々と人々が青白い光の柱に包まれていた。
そしてそれはナマエも……。
ナ「キャャァァア！！」
光が収まって目を開けて見ると、周りの、先程までゲーム特有の美しい顔をしていた人々が様変わりしていた。
ナ「これは……」
ク「大丈夫か、キリト？」
キ「あ、ああ」
キリトが声の方に目を向けると、そこには髭面で赤髪の男が。
キ「あれ、お前だれ？」
ク「おめぇこそ誰だよ？」
キリトは手鏡で自分の顔を確認する。
するとそこに見えたのは、自分が14年間見慣れてきた現実世界での顔だった。
「なんでオレの顔が？」
「お前男だったのかよー」
「お前こそ17じゃなかったのかよ」
キ「ってことは」
キ•ク「「お前がクライン/キリトか！？」」
キ「あれ、そういえばナマエは？」
ナ「あの、私はここに……」
鈴の転がるような声が聞こえた2人はそちらを向いて、目を見開いた。
そこにいたのは、輝くような銀髪と宝石のような薔薇色の瞳を持つ少女であった。
ク「き、君がナマエちゃん！？美人すぎない！！？？」
クラインは、女神のようなナマエの姿に赤面し、驚いた。
そしてキリトは……その少女をずっと見ていた。
キ「君は……A？」
その少女は、幼い頃に離ればなれになってしまった幼馴染に本当によく似ていたのだ。
ナ「か、和人くん……なの？」
彼女もキリトのことを見つめ、涙をその輝く瞳に浮かべて、同じように聞いた。
キ「ああ……そうだ」
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フローラ(プロフ) - 紅葉さん、ありがたきお言葉、ありがとうございます！次の更新を待っていて下さい！ (2019年5月6日 23時) (
レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - めっちゃ面白かったです。思わず一気に読んじゃいました。続き待ってます！！ (2019年5月6日 23時) (レス) id: 8bf4489f8c (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - 桜吹雪さん、ありがとうございます！これからも頑張らせていただくので、どうぞよろしくお願いします！ (2019年4月29日 22時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください(o・ω・o) (2019年4月29日 20時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フローラ | 作成日時：2019年3月28日 13時
