第3話 ページ5
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「おーい、お嬢ちゃん」
「クライン、やっぱりその人を起こすのは…」
ナ「ん……」
誰かの声に気づいて目覚める。
目を開けると、目の前には2人の男。
「お！起きたぞ！」
ナ「えっ…キャアァァ！！」
あまりに近くにいたので、思わず叫んで後ろに下がる。
ナ「あ、貴方達は……。あ、さっきそこにいた方たち…？」
「ご、ごめん。ビックリさせちまったかな」
ナ「いいえ、私こそ。叫んでしまってごめんなさい！」
「君、オレたちのこと見てたの？」
ナ「ええ。私、こういうゲーム自体初心者だからお手本として見てようかなって思って」
ナ「でも、寝ちゃってたみたいね」
「そうだったのかー。オレはクライン！よろしくな！」
「オレはキリト。よろしく」
ナ「私はナマエ。よろしくね」
キ•ク「っっ！！////」
ナマエの笑顔に赤面する2人。
ク「それはそうとナマエちゃん」
ク「自分のメインメニュー見て、ログアウトボタンがあるか、見てくれねぇか？」
ナ「えっ？うん…えっ！？ないっ」
言われた通りメインメニューを確認してみると、そこにあるはずのログアウトボタンがない。
ナ「な、なんで！？」
キ「オレたちだけじゃないってことか…」
キ「変だと思わないか？」
ク「そりゃー変だろーさ。バグなんだしよ」
キ「……ただのバグじゃない」
キ「ログアウト出来ないなんて、今後のゲームの運営に関わる大問題だよ」
ナ「確かにそうね…」
キ「こんなの、1度サーバーを停止してプレイヤー全員を強制ログアウトすれば良いのに……」
キ「アナウンスすらないなんて……」
そんなキリトの言葉を聞いて、緊張した顔になるクラインとナマエ。
「ゴーン…ゴーン…」
フィールド全体に、鐘の音が響き渡る。
キ•ク•ナ「えっ！？」
突然、体が青白い光に包まれた。
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フローラ(プロフ) - 紅葉さん、ありがたきお言葉、ありがとうございます！次の更新を待っていて下さい！ (2019年5月6日 23時) (
レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - めっちゃ面白かったです。思わず一気に読んじゃいました。続き待ってます！！ (2019年5月6日 23時) (レス) id: 8bf4489f8c (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - 桜吹雪さん、ありがとうございます！これからも頑張らせていただくので、どうぞよろしくお願いします！ (2019年4月29日 22時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください(o・ω・o) (2019年4月29日 20時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フローラ | 作成日時：2019年3月28日 13時
