第9話 ページ11
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キ「……そっか。ナマエは、どうする？」
ナ「私は、キリトくんについてく」
ナ「この世界のこと、全然分かってないし」
ナ「キリトくんと一緒にいた方が、絶対良いもの」
キ「じゃあ、一緒に行こう」
キ「……なら、ここでクラインとは別れよう」
キ「何かあったら、メッセージ飛ばしてくれ」
ナ「私にもちょうだいね！」
ク「おう！」
キ「じゃあ、またな…クライン」
キリトとナマエは行こうとする。
ク「キリト、ナマエちゃん！！」
2人は立ち止まった。
ク「あっ…くっ……」
何も話さないのでキリトはまた歩みを進めようとする。
ナ「ちょ、キリトくん！」
ク「おい！」
ク「キリトよ、オメェ本当は案外可愛い顔してやがんな」
キ「っ！」
ク「結構好みだぜ。あと、ナマエちゃんは断然今の方が可愛いぜ！」
キ「……お前もその野武士面の方が10倍似合ってる！」
ナ「ありがとうクラインさん！私も今のあなたの方がいいと思います！」
嬉しそうに答えたキリトはナマエの手を引っ張りながら走っていった。
少し走ったキリトが後ろを振り返ると、もうそこにクラインの姿はなかった。
キ「くっ……」
ナ「キリトくん……」
振り切るようにまた走り出した。
その目元には光るもの。
目の前にイノシシが現れ、キリトは剣を抜く。
(オレは……オレは……！)
(生き延びてみせる！ナマエと一緒に……！)
(この世界で……！)
水色の光を纏った剣がイノシシを貫く。
キ「ウワァァァア！！」
.
.
___「これは、ゲームであっても遊びではない」___
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フローラ(プロフ) - 紅葉さん、ありがたきお言葉、ありがとうございます！次の更新を待っていて下さい！ (2019年5月6日 23時) (
レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - めっちゃ面白かったです。思わず一気に読んじゃいました。続き待ってます！！ (2019年5月6日 23時) (レス) id: 8bf4489f8c (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - 桜吹雪さん、ありがとうございます！これからも頑張らせていただくので、どうぞよろしくお願いします！ (2019年4月29日 22時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください(o・ω・o) (2019年4月29日 20時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フローラ | 作成日時：2019年3月28日 13時
