第8話 ページ10
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イルカ「寂しかったんだよなぁ…！苦しかったんだよなぁ…！」
イルカ「ごめんなぁ、ナルト。オレがもっとしっかりしてりゃ、こんな思いさせずにすんだのに…！」
ミズキ「はっはっはっは！笑わせるぜ。イルカは、自分の両親を殺したお前をずっと憎んでいたんだ」
ミズキ「なんだかんだ言って、巻物を取り戻したいだけなんだ」
その言葉を聞いたナルトは、イルカの下から抜け出し、その場から逃げるように走っていった。
イルカ「ナルトっ…ナルトーーー！！」
A「先生、私が追います」
イルカ「A…よろしく頼む…」
A「……はい！」
涙を流し続けるイルカを見て、Aは誓った。
(私がナルトを助けなきゃ…ううん、絶対に助ける！)
ミズキ「はっはっはっは。あの娘も無駄なことをするなぁ。ナルトは心変わりするようなヤツじゃねぇ」
ミズキ「現にあの娘もナルトを騙していた内の一人だ。あの巻物で、この里に復讐するぞ」
ミズキ「さっきのアイツの眼、見たろ。化け狐の眼だ」
イルカは背に刺さっていた大型手裏剣を抜き、立ち上がる。
イルカ「いや、ナルトはそんなヤツじゃない！！」
そう言いながら、その大型手裏剣をミズキに投げた。
だが、ミズキはそれを難なく避ける。
ミズキ「フッ。ナルトを始末してあの巻物を手に入れりゃ、それでいいんだ」
ミズキ「お前は後回しだ！」
ミズキはナルトを追うべく、その場から去った。
イルカ「くっ…させるか…」
三代目「やれやれ…ミズキのヤツしゃべりおって。ナルトは今までになく、不安定じゃな」
三代目「Aが追っているようじゃが…。術で抑えられていた力を解放するやもしれん」
三代目「その上、封印の書も手の内にあるとなると…。自力で封印を破り、九尾の狐が現れる可能性も万に一つだと考えられる」
三代目「その時は……」
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フローラ(プロフ) - マヤヤさん、ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします(^-^) (2019年3月31日 0時) (
レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
マヤヤ - 読んでておもしろかったです！これからも、書いていってください。 (2019年3月30日 23時) (レス) id: b8ca125bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フローラ | 作成日時：2019年3月12日 16時
