第3話 ページ5
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____ラーメン屋『一楽』にて
二人してラーメンを食べる。
イルカ「…ナルト」
ナルト「……ん?」
イルカ「なんで、あんなところに落書きした?」
イルカ「火影様がどういう人たちか分かってんだろ」
ナルト「あったりまえじゃん」
ラーメンを食べ終えて、一息つく。
ナルト「要するに、火影の名前を受け継いだ人ってのは、里一番の忍者だったってことだろ?」
ナルト「特に四代目って、里を化け狐から守った英雄らしいし」
イルカ「じゃあなんで」
ナルト「このオレはいずれ火影の名を引き継いで。んでよ、先代のどの火影をも越えてやるんだ」
ナルト「でさでさ、里の皆にオレの力を認めさせてやんだよ」
ナルト「ところでさぁ、先生。お願いあんだけどー」
イルカ「おかわりか?」
ナルト「やー、木の葉の額当てちょっとやらして〜」
イルカ「ああ、これか。ダメダメ。これは学校卒業して一人前と認められた証だからな」
イルカ「お前は明日」
ナルト「……ケチー!」
イルカ「あー、だからゴーグル外してたなぁ?」
ナルト「……おかわりぃー!」
イルカ「はぁっ!?」
____翌日
イルカ「ではこれより、卒業試験を始める。呼ばれた者は隣の教室に来るように」
イルカ「なお課題は分身の術とする」
(ガーン……よりによってオレの一番苦手な術じゃねぇか)
(でもさ、でもさ、やってやるってばよ!)
ナルト「……分身の術!」
出てきたのは、成功したとは言えないナルトの分身であった。
イルカ「……失格!!」
「イルカ先生。彼は身のこなしやスタミナは優秀ですし、これでも一応分身の術は出来ています」
「合格にしてあげても…」
イルカ「ミズキ先生。皆、最低でも三人には分身してるんです」
イルカ「でもナルトはたったの一人。しかもこれは足手まといになるだけです。合格とは認められません…」
ナルト「ぐっ……」
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フローラ(プロフ) - マヤヤさん、ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いします(^-^) (2019年3月31日 0時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
マヤヤ - 読んでておもしろかったです!これからも、書いていってください。 (2019年3月30日 23時) (レス) id: b8ca125bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年3月12日 16時