『先輩、好きです！』【真波山岳】

☆第２８話☆ ページ28

全部、私の誤解？


真波「くぅが言ってた女の先輩ってメガネの二つ縛りの人でしょ？」


空花「は、はい」


真波「あの人はね、俺の幼馴染みでクラスの委員長なんだよ。」


幼馴染み？


クラスの委員長？


真波「委員長はね、家が隣でさ。昔っから俺の世話焼いてもらってんだ。」


家が隣・・・・


真波「それで、くぅの事をちょっと避けちゃったのは、くぅの事が好きだからだよ。」


私が・・・・


・・・・・・・・好き？


空花「え、え？えぇ！？」


真波「好きだって気づいてからさ、何か恥ずかしくなっちゃって///」


空花「私は嫌われたと、思ってました。」


真波「ごめんね。俺も、嫌われたと思ってたよ。あからさまに避けたし・・・・」


驚いて顔を上げる


空花「そんなこと、あるわけないです！」


真波「そっか。よかったぁ」


私が真波先輩を嫌いになるなんて


どんなに頑張ったって絶対に不可能だと思う。


前世だって真波先輩が好きだったろうし


来世だって絶対に真波先輩が好きになる。


真波「それでさ、」


？？？


空花「は、はい」


真波「先に言っちゃったけど、空花が好きです。付き合ってもらえませんか？」

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