『先輩、好きです！』【真波山岳】

☆第２１話☆ ページ21

《空花side》

プールに行ってから数日、

クーラーも治っていつも通りの日常です。

最近、真波先輩に避けられてる気がするのは、気のせい・・・・かなぁ。

もしかして、嫌われちゃったかな

教師「・・・・ら、・・はら、草原！」

空花「え？はい！」

教師「聞いてなかったな？お前。まったく、体育祭の長距離の選手とリレーの選手頼むぞ！」

ん？長距離とリレーの選手？

はぁ！？

空花「ちょちょ、先生！？」

教師「聞いてなかった、お前が悪い！」

どうやら、もうじき行われる箱根体育祭
通称『箱根大会』

それの選手決めをしている最中だったよう。

よく見ると、応援団の中にも私の名前が・・・・

空花「先生、嘘でしょ？私、長距離苦手・・・・それに、応援団もなんて！！」

悠人「応援団は、全員の意見一致だったよ。」

空羅「ウチは何度も声をかけたんやで？ホンマにどないしたん？」

空花「ボーッとしてた。」

教師「じゃ、決定だから。」

空花「そんなぁー！」

・


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空花「はぁ、マジかよ、もぉ」

悠人「頑張れ！応援団は俺もだし、」

空羅「ウチも短距離とリレー走るんや。お互いに頑張ろーや？」

空花「先生、何でもかんでも私に押し付けすぎ・・・・。結局、学級委員も押し付けられてる」

あぁ、真波先輩に頭をとられてる場合じゃなかったぁ！

悠人「箱根大会終わったら、夏休み明けの函學祭の出し物決めるんだって！隼人君が言ってた」

空羅「それが終わったら、合唱大会、それが終わったら球技大会・・・・」

空花「三学期はスキー教室に三送会」

悠人「行事が多い学校だね」

空羅「嫌になるスケジュールやなぁ」

友人「次、体育祭の練習だって！」

はぁ、最近やなことずくめだなぁ

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