super man 〜憎いアイツはスーパーアイドル〜 part6

私たち付き合ってます 〜sideKH〜 ページ10

思い切ってAの病室に行くと、男がいた

親密そうな雰囲気…というか、怯えているA

日本語話してたから日本人だよな？？

180センチある俺を見下せるなんて…何者だ？
あ、でも顔は…俺のが勝ってるよな？

A「キ、キュヒョン…この人は…」
なぜか慌てているA

英慈「キュヒョン？？お前…見たことあるな…」
Aの言葉を遮る

俺もこいつを見たことがある…ような…

A「だから…」

英慈「あぁ、superjuniorのキュヒョンか！どーりで見たことあるわけだ！なんだ、お前らどういう関係だ？！」

まるで品定めするような視線…
さらにイラついた

KH「そうだけど？あんたに関係ある？」
負けじと睨み返す

英慈「関係あるに決まってんだろ？こいつは俺のだからな！」

なに？
KH「は？あんたなにいってんだ？」


A「二人ともやめて！！」


まさに一触即発な俺たちの視線の間に入り込んできたA

A「おっぱ…誤解するようなこと言わないで？キュヒョン….紹介するね…これ、私の兄…」

は？

兄？

兄って…その…

英慈「れっきとした地のつながった兄妹だ！」


後頭部を殴られた感じとはまさにこのことだと思う
名前のお兄さんと言うことは…


KH「イ・ジョンユン先輩…？」

見たことあるわけだ！

イ・ジョンユン先輩と言えば
うちの中学校で知らないヤツはいないんじゃないか？ってくらいの有名人だった

英慈「そうそう、って…ん？なんで、その名前知ってるんだ？」

不思議そうに俺を見る

焦る！
ヤバイ！！

KH「あ、あの…挨拶が遅れました。チョ・ギュヒョンです！」

トゥギヒョン並に直角に頭を下げると

英慈「うん知ってる…これでも業界人だからな！」

ニヤリと笑う先輩


まさか…知らなかったとはいえ、
すごく失礼な態度を取ってしまった


Aが恐る恐る口を開いた


A「オッパ…キュヒョンと私…付き合ってるの…」

名前の言葉にジョンユンさんの顏が固まる

英慈「は？付き合ってる？」

KH「は、はい！お付き合いさせてもらってます！」

再び頭を下げる


英慈「そうか…お前…」

何かを察知した先輩が名前を見つめる

名前もまるで会話をしているかの様に頷いた

終わり ログインすれば
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