super man 〜憎いアイツはスーパーアイドル〜 part6

邪魔者 ページ9

もう少し入院していた方が…と止めるお医者さんに無理をいい、やっと退院できることになった

その代わり睡眠時間と食事は必ず摂ると、日本から駆けつけた兄さん同伴で約束させられた

病室で二人、退院の為、荷物をまとめる

A『オッパ…ほんとに迷惑かけてごめんなさい…』

意識が戻ってすぐ、マネオッパから自分の管理がなってなかったせいだと、散々謝られた

マネオッパのせいじゃないのに…

マネ「気にしないで…こっちこそ…ソナの体調管理もできないなんて…マネ失格だよ…任せてもらってる日本の事務所の社長さんに申し訳ない」

社長…あ…

A「あ…あのね…日本の事務所にあたしが倒れたこと…言った？…」

恐る恐る聞いてみる

マネ「あぁ、当然だろ？なんか社長に回されてさ、しかもこっちの話聞くや否や今から行くって電話切れちゃって…後からもっかい電話しとくよ！」

ヤバイ…

A「あの…あのね、言ってなかったと思うんだけど…うちの事務所の社長って…あたしの兄なの…」

マネ「えっ？！そうなの？！」

間違いない
兄さんがこっちに来る！いや、もう来てるはず！
兄さんにばれたら強制送還もありうると思い、あえて連絡してなかったのに…

マネ「なんか…まずかったかな…？」

A「は、ははは…」

そうして今に至る

英慈『気にするな！慣れない土地で一人じゃストレスも溜まるよな？俺もしばらくこっちにいるから、安心しろ！ホテルどこだ？俺んとこに荷物うつしとくから！』
まさか男と泊まってますとは言えない…

A『あ…あのね、オッパ！そのコトなんだけど…』


その時だった

KH「A…」

低くて響く、私の大好きな声

A「キュヒョン…」

まさか来てくれるなんて思わなかった

KH「あの…俺…」


しどろもどろに話すキュヒョンに近づこうとすると、誰かの背中が立ちはだかった

そうだった…

英慈「お前…誰だ？」

背の高いキュヒョンよりもさらに高いオッパがキュヒョンを見下ろす

や…ヤバイ！

A「キュ、キュヒョン、あのね…」
とっさに説明しようとするが…時すでに遅し…

KH「はっ？お前こそ誰だ？見たコトないけど…Aとどういう関係？」

冷たい目でオッパを睨む

お…終わった…

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